米Google(エリック E シュミット会長兼CEO)は、「Googleデスクトップ検索」日本語版を無料で提供開始した。このサービスは、Googleでウェブ検索する場合と同様に、ユーザーが個々のパソコン内の情報を検索できるようにするもの。パソコン上で閲覧したさまざまなファイルを写真を撮るように記憶し、ユーザーが探しているものをすぐに検索できるようにした。

 今回の「日本語版」は、日本ユーザー向けのベータ段階のサービスとなり、ユーザーのパソコン内で稼動する。ユーザーがより使いやすいよう、デスクトップに検索ボックスを常設できるようにした。検索ボックスを常に手元に置くことで自分のパソコン内の検索がより身近に行えるようになる。

 主な特徴は、(1)電子メール、ウェブ履歴、Microsoft Office、PDF、音楽、画像、ビデオファイルなどを検索可能、(2)Googleのウェブ検索と同じ高速な検索が可能、(3)「Google.co.jp」のインターフェイスから、ウェブ検索とパソコン内検索の両方がまとめて行える、(4)「Googleデスクトップ検索」を稼動している間はすべての結果をキャッシュするため、間違って削除してしまったWordやPowerPointファイルなどを表示することが可能――など。

 なお、他のGoogleのサービス同様、プライバシーを考慮して設計しており、ユーザーが「Google.co.jp」のインターフェイスから自分のパソコン内を検索しても、インターネットを介してパソコン内の情報がGoogleに送られることはない。また、他のユーザーからアクセスされることもない。検索対象にしたくないファイルなどがある場合も、自分のパソコン内のインデックスからはずすことができる。

 利用は、「Googleデスクトップ検索」からのダウンロード。Windows XP、Windows 2000サービスパック3以上の環境で利用可能で、500MBのディスクスペース、128MB以上のRAMおよび400MHz以上のPentiumプロセッサの環境が理想とされる。

 同社では、世界中のユーザーが情報にアクセスできるツールを開発していく方針に基づき、今後も「Googleデスクトップ検索」がカバーできるファイルの種類を増やしていく予定。