「BCNランキング」2月3週(2月21日?2月27日)、携帯オーディオ機種別販売台数シェアで、話題のアップル「iPod shuffle 512MB」がついにトップに立った。1月15日の発売から好調なセールスを続けてきたが、品不足の影響もあって、ランキングでは2位止まりだった。今回、新型「iPod mini」、「iPod photo」との商品切り替えのタイミングで一気にシェアを伸ばし、初のトップを獲得した。

      ■アップル「iPod shuffle 512MB」
      ■アップル「iPod 20GB」
      ■アップル「iPod mini 4GB シルバー」

 「BCNランキング」2月3週(2月21日?2月27日)、携帯オーディオ機種別販売台数シェアで、話題のアップル「iPod shuffle 512MB」がついにトップに立った。1月15日の発売から好調なセールスを続けてきたが、品不足の影響もあって、ランキングでは2位止まりだった。今回、新型「iPod mini」、「iPod photo」との商品切り替えのタイミングで一気にシェアを伸ばし、初のトップを獲得した。

 「iPod shuffle」は、iPod、iPod miniでHDD携帯オーディオプレーヤー市場を大きく広げたアップル初のフラッシュメモリ型オーディオプレーヤー。発売前の04年12月頃から、すでに海外のアップルフリークを中心に発売が噂されており、情報通にとって今年1月12日の製品発表は想定できたものだったが、“液晶画面がない”斬新なスタイルは予想外だったに違いない。

 これまでのiPodシリーズとの最大の違いは、一般的な携帯オーディオのように順番に曲を聴くのではなく、「ランダムな曲順で再生する」ことを前提にしていること。もちろん、曲順通りの再生も可能だが、オートシンク機能を使って、パソコンから転送する時点からランダムにした方が、HDDタイプに比べて容量の少ない「iPod shuffle」では、飽きずに楽しめる。

 アップルでは、「楽曲をシャッフルして聴く」という新しいスタイルを提案することで、通常の視点ではマイナス要素にしかならない液晶レスを「次に再生される曲がわからないワクワク感を演出するもの」として、肯定的なイメージに変えることに成功。また液晶を省くことで、アップルストア価格で512MBモデル1万980円/1GBモデル1万6980円という低価格も実現した。

 発売直後の1月2週(1月10?16日)のランキングで、「512MBモデル」がいきなり2位に初登場し、トップ獲得も時間の問題と思われたが、そこには商品供給の遅れという大きな落とし穴があった。とくに、アップル直営店やオンラインショップ以外の販売店・量販店では大量の受注残を抱え、予約を打ち切るところもあった。結果として、この期間、欲しくてもなかなか手に入らない状況が続いていたのである。

 こうしたなか、「iPod mini」と「iPod photo」の新機種が発表され、2月23日から販売がスタート。同時に「iPod shuffle」も潤沢に供給されたとみられ、2月3週で大きくシェアを伸ばし、 発売6週目にしてようやくトップの座についた。

 なお、発売されたばかりの新型「iPod mini」「iPod photo」の立ち上がりも好調で、新型「iPod mini 4GB シルバー」が3位、「同 4GB ブルー」が4位に初登場。「iPod photo 30GB」も5位に入り、ランキング上位を独占した。果たして、次週も「iPod shuffle」はトップをキープできるのか、今後のランキングの動きにも注目される。→ランキング詳細

◆アップル「iPod shuffle 512MB」の主な特徴

●128KbpsのAACフォーマットで最大120曲分の音楽を保存可能
●本体サイズ85×25×8.5mm、重量22gのポケットサイズ
●パソコンのUSBポートに挿すだけで曲の転送や充電が可能
●バッテリー駆動時間は最長12時間
●振動や揺れに対しても音飛びの一切ない再生
●USBメモリとして利用でき、音楽以外のファイルも保存可能
●ネックストラップ付属