コクヨグループのコクヨファニチャー(本社・大阪市、尾崎 司社長)は、医療現場向けに、インフォームドコンセント(十分な説明に基づく同意)の実現をサポートするIT化対応診察デスクシステム「インフォント」シリーズを3月1日に発売した。売上目標は、シリーズ合計で年間1億2000万円。

 実際に電子カルテを使って診察している医師の意見をもとに開発。近年重視されているインフォームドコンセント実現のため、医師と患者が円滑にコミュニケーションできるよう設計した。

 同シリーズの「診察デスク」(幅1650×奥行き905×高さ700mm)では、天板の形状を曲線でデザイン。電子カルテや診断画像を表示するパソコン画面、レントゲンフィルムを映すシャーカステンなどを、医師と患者が一緒に見ながら話しやすいようにした。オプションのデスクトップパネルを取り付け、シャーカステンホルダーを用いれば、ほとんどのタイプのシャーカステンを取り付けることが可能。また、プリンタやスキャナを設置できる「機器ワゴン」や、CD/DVD整理棚「メディア収納」を併用すれば、電子カルテの導入などのIT化に対応した円滑な診察ができる。

 このほか、医師と患者・家族が、心を許して話せる最適な位置で着席できるL型天板の「カウンセリング用デスク」(幅1650×奥行き1605×高さ700mm)と台形天板の「説明室用テーブル」(幅1600×奥行き1200×高さ700mm)を用意した。

 価格は、「診察デスク」が13万8600円、「カウンセリング用デスク」が16万4850円など。