富士フイルムテクノサービス(松島俊樹社長)は、ユーザーが簡単に情報漏えい防止CD-Rを作成できる新システム「ホワイトアウトCD」を開発し、3月下旬に発売する。

 同社は、富士写真フイルム(古森重隆社長)の100%子会社で、CD-Rの製造・加工やカメラの修理などの業務に加え、ソフトウェアの違法コピー抑止や情報保護を目的としたCD-ROMの作成サービス、コピープロテクト装置の販売業務等を手がけている。

 今年4月からの「個人情報保護法」や「e-文書法」の施行にともない、ユーザーの社内や家庭内などでも簡単・手軽に個人情報、機密データなど重要情報の漏えいを防止するCD-Rを作成したい、というニーズの高まりを受け、今回の新システムを開発した。

 新システム「ホワイトアウトCD」は、専用の書き込みドライブ、ソフト、CD-Rを組み合わせたシステムで、だれでも簡単にデータの書き込みができ、作成者が自ら認証方法を選んで設定することが可能。主な特徴は、(1)専用ビュアーによる認証、(2)閲覧するパソコンを限定、(3)ファイル閲覧防止・コピー防止機能、(4)専用CD-RおよびCD-Rドライブ、(5)SCSIインターフェイス採用――など。また、CD-Rコピー装置やCD-Rコピーソフトでの複製も防止する。

 ウィザードに従い操作するだけで、初めてでも短時間で簡単に、情報保護CD-Rが作成できる。1枚当たりの作成時間は、容量500MBあたり約10分。

 本体価格(CD-R書き込みソフト、専用ドライブ、オプションの専用CD-R 20枚を含む)はオープンで、実勢価格は20万円弱の見込み。オプションとして、専用CD-R(100枚)、5mmプラスチックケース(100枚)を用意している。