フォトロン(長瀬朋彦社長)は、フルフレーム1024×1024ピクセルで1000コマ/秒、セグメントフレーム時で10万9500コマ/秒の高速撮影が可能なPCIボード型高速度ビデオカメラ「FASTCAM-1024PCI」を発売した。価格は396万9000円から。主に、最先端の研究開発に携わるプロフェッショナルユーザーを対象に販売していく。


 高速度ビデオカメラは、人の目や一般的なビデオカメラでは撮影できない「一瞬の動き」や「短時間の高速現象」を撮影し、再生・解析する目的で使用されるもの。最近では、現象を撮影・観察するだけではなく、撮影結果を画像解析し数値化する計測目的での使用も増加している。既存の高速度ビデオカメラ「FASTCAM」シリーズの新ラインアップであるPCIボード型モデルとして発売する。撮影環境と解析環境を、1台のパソコン上で実現する。

 撮影速度の高速化を図り、PCIボード型としては世界最高の10万9500コマ/秒の撮影速度を実現。シャッター速度も最高1.5μs(1/67万5000秒)まで可能にした。さらに、搭載可能最大メモリ容量を12GBに拡張し、長時間記録に対応。解像度とフレームレートを任意に組み合わせて設定できる「バリアブルフレームレート・解像度機能」も搭載する。

 ラインアップは、最高撮影速度と濃度階調によって、(1)最高撮影速度1000コマ/秒、モノクロ10ビットの「FASTCAM-1024PCI 1K」、(2)最高撮影速度1000コマ/秒、カラー30ビットの「同 1KC」、(3)最高撮影速度10万9500コマ/秒、モノクロ10ビットの「同 100K」、(4)最高撮影速度10万9500コマ/秒、カラー30ビットの「同 100KC」――の4モデルを用意。対応OSは、Windows2000とWindows XP。