NECビューテクノロジー(雄川孝志社長)は、ホールやイベント会場などの大画面ニーズに対応するため、2K(2048×1080ドット)パネル採用によってハイビジョン映像(1920×1080ドット)のリアル解像度表示が可能な、高輝度・高精細DLPプロジェクタ「HL12000HD」と「HL10000HD」を、3月1日に発売する。価格は各1680万円。国内・輸出を合わせ、発売後1年間で2機種計400台の販売を見込んでいる。

 講堂や大教室・大会議室、ホール・イベント会場での使用や、公共施設などにおける監視・管制用途、デザイン・設計現場などで、大画面に対するニーズが高まってきている。また市場が広がるにつれ、さらなる高精細・高画質化が要求されている。

 新製品は、こうした市場ニーズに対応するとともに、ラインアップ強化を目的に商品化したもので、米国テキサス・インスツルメンツ社の解像度2048×1080ドット対応DMDチップを利用したDLP方式(3チップ)を採用。ハイビジョン映像もリアル表示が可能で、「HL12000HD」は1600:1以上、「HL10000HD」は1800:1以上の高コントラスト比を実現した。

 主な特徴は、(1)入力から出力までRGB各色フル10ビット映像処理によって、暗部から明部にわたって階調性の高い画質を実現、(2)1台でさまざまな投写パターンが可能、(3)使用シーンに対応する最先端のデジタル処理技術を搭載、(4)HDTVの映像を鮮明に再現する新ハイビジョンIP変換機能搭載、(5)DMD防塵シールドによるメンテフリー化の実現と液冷システム――など。

 オプションレンズは、短焦点タイプから長焦点タイプまで6種類を用意し、設置場所に合わせて適切なレンズを選択できる。