三菱化学メディア(小林喜光社長)は、世界で初めてDVD-R for DL(デュアル・レイヤー)規格に対応する片面二層DVD-Rディスク(追記型データ用)を、今春から発売する。価格はオープンで、実勢価格は1枚1500円前後の見込み。

 従来のDVD-R容量4.7GBに対し、8.5GBという大容量化を実現。DVD-R片面二層ディスクに対応する記録型DVDドライブを使用すれば、大容量のデータを連続して書き込むことが可能。また書き込み後のディスクは、既存のDVDビデオプレーヤーやPC用DVD?ROMドライブでの再生互換性規格に準拠する。

 片面二層ディスクの製造には、記録膜にそれぞれ色素を塗布しつつ、各層の間にスペーサーを挟み込むという高度な製造技術が必要であり、同社は追記型DVD記録膜に独自色素「ダイン・アゾ(DYN-AZO)」を採用。この開発技術の応用で片面二層の記録膜を実現した。また、ディスクの微妙な反りをコントロールする技術と、エラー要因を抑制する超精密基板成形技術で、記録/再生時の安定性と優れたパフォーマンスを発揮する。