NECとNECパーソナルプロダクツは、パソコン操作に不慣れなユーザーに代わって同社の技術スタッフが共有画面を遠隔操作し、さまざまな問題を無償で解決する「リモートサポート」サービスを3月1日から開始する。同時に、上肢障害者向けパソコン操作支援ソフトウェア「オペレートナビEX」とパソコン画面拡大ソフトウェア「ZoomText Magnifier」についても、遠隔操作によるサポートを開始する。

 NECでは、04年から同社の技術スタッフと画面を共有している利用者に対し、描画機能を利用してスタッフが操作ポイント(線や円)を描画して操作方法を支援したり、チャット機能を利用して文字によるコミュニケーション操作支援を行ってきた。

 そのなかで、「技術スタッフに直接操作を任せ、早く問題解決したい」というユーザーの声が多数寄せられたことから、今回、新サービスとして開始することにした。対象は、(1)顧客登録したユーザー、(2)Microsoft Windows XP搭載のNEC製パソコン、(3)技術スタッフが、同サービスを利用した方が効果的と判断したユーザー――を満たす場合となる。

 利用にあたっては、サービス開始時にユーザーが専用プログラムをパソコンにダウンロードして、同社パーソナル商品の相談窓口「121コンタクトセンター」(121CC)の技術スタッフとユーザーのパソコン画面を共有化する。これにより、「普段使っているツールバーが隠れてしまい、元に戻したい」や「メールの添付ファイルを保存したが、どこに保存されたかわからないので見つけたい」など、とくにパソコン初心者が電話での説明で理解しづらい操作についても、技術スタッフが早期解決を支援することができる。

 同社では、ユーザーの満足度を向上できるとともに、不要な修理や買い替えが抑制され、廃棄物の減少と環境負荷の低減を実現できるものと見込んでいる。