ニコンカメラ販売(西岡隆男社長)は、報道分野、スポーツ撮影などのプロカメラマンの使用に適した高速連続撮影、きわめて短いレリーズタイムラグ約37ms、なめらかな階調性で高画質を実現したデジタル一眼レフカメラ「D2HS」を3月25日に発売する。価格は51万4500円。月産3000台。

 新製品は、有効画素4.1メガピクセル、独自開発した撮像素子、JFETイメージセンサー「LBCAST(エルビーキャスト)」を搭載し、秒間8コマの高速撮影と大容量バッファメモリの搭載によってJPEGで最大50コマ、RAWで最大40コマまでの連続撮影が可能。さらに、レリーズタイムラグ約37msのクイックレスポンスを実現した。報道分野を始めスポーツ撮影など、一瞬を確実に記録する必要のあるプロユーザーのニーズに対応する。

 また、新開発の画像信号処理エンジンを搭載しており、正確な色再現性となめらかな階調性を実現した。とくに、高感度撮影時の徹底したノイズ低減を図り、高速性能と高画質を高いレベルで両立している。

 無線LANを使って画像転送を行う別売の「ワイヤレストランスミッター WT-2」が使用可能で、高速なIEEE802.11b/g規格に対応し、セキュリティの向上を図るとともに、FTPに加えて新プロトコルの「PTP/IP(Picture Transfer Protocol over Internet Protocol)」にも対応している。

 このほかの特徴は、(1)複雑な光線や照明の状況でもきわめて正確な露出精度を実現する「3D-RGBマルチパターン測光II」の搭載、(2)最新のプリンタに対応したsYCC色空間の採用、(3)多彩な情報を見やすく表示する23.2万画素2.5型大型液晶モニタの搭載――など。