富士写真フイルム(古森重隆社長)は、有効画素数630万画素の「スーパーCCD ハニカムV HR」を搭載し、業界初の最高感度ISO1600を実現した超高感度デジタルカメラ「FinePix F10」を、富士フイルムイメージング(田中康夫社長)から3月に発売する。価格はオープンで、実勢価格は5万円前後の見込み。

 新製品は、手ブレ・被写体ブレに強く、暗いところでもきれいに撮れるのが特徴。銀塩フィルムカメラで培った技術とノウハウを駆使し、従来デジタルカメラが苦手にしていた室内や、暗いシーンでもきれいに撮影できるよう改良。同クラスのコンパクトデジタルカメラでは世界初(05年2月15日現在)となる、有効画素数630万画素での最高感度ISO1600を実現した。同時に、シャッタータイムラグ最短0.01秒、起動約1.3秒、撮影間隔最短約1.1秒という高速処理も達成。さらに、低消費電力化と大容量バッテリーの採用によって、世界最高水準の長電池寿命(約500枚)を可能にした。

 このほかの特徴は、(1)デジタルズームと組み合わせることで、最大約18.5倍のズーム撮影が可能な「高性能フジノン光学式3倍ズームレンズ」を装備、(2)高感度撮影がカメラまかせで簡単に楽しめる「ナチュラルフォトモード」や、手ブレや被写体ブレに強い「ブレ軽減プログラム」を搭載、(3)オートフォーカスを強化・補助する機能として、被写体に素早くピントを合わせる新機能「クイックショットモード」、フォーカス時間を短縮する「コンティニュアスAF」などを搭載、(4)ピント合わせに役立つ、最長4mのAF補助光を搭載――など。

 また、別売アクセサリーとして、「FinePix F10」専用ソフトケース「SC-FXF10」(3675円)と、許容水深40mの「FinePix F10」用防水プロテクター「WP-FXF10」(2万6250円)も同時発売する。