■パイオニア「PURE vision(PDP-435HDL)」
      ■松下電器「VIERA(TH-42PX300)」
      ■松下電器「VIERA(TH-37PX300)」
      ■日立「Wooo7000(W42-P7000)」


 1月4週(1月27日?30日)、プラズマテレビ機種別ランキングで、パイオニアの「PURE vision(PDP-435HDL)」がトップを獲得した。これまで、松下電器「VIERA」2機種の後塵を拝し、ランキングも3位どまりだったが、僅差ながらついに2強の牙城を崩した。

 パイオニア「PURE vision(PDP-435HDL)」は、04年6月に発売された43V型デジタルハイビジョンプラズマテレビ。「高画質・大画面・高音質」を掲げ、地上・BS・110度CSデジタル放送への対応や、独自の新技術を搭載した第5世代「ピュアビジョン」の1モデルで、ロングスピーカー採用のセパレートモデルとなっている。

 新たな多階調化技術を投入した「アドバンスドスーパーCLEAR駆動法」によって、RGB各色1792階調相当、トータル57億5000万色の表現が可能で、優れた低輝度階調表現や擬似輪郭ノイズ解消能力と合わせ、あらゆるシーンをより臨場感あふれる高画質で楽しむことができる。

 また、前面フィルターのガラスを削除し、プラズマパネルとの一体化を実現する世界初の「ダイレクトカラーフィルター」を採用。従来、前面フィルターとプラズマパネルの間で発生していた多重反射によるフォーカス感の悪化を大幅に改善し、明るいリビングでも、はっきりと見える色鮮やかな映像美を実現している。

 さらに、デジタル放送の高音質音声をリアルな臨場感で再生するために、アンプ部、スピーカー部をともにオーディオコンポーネントの設計思想に基づいて開発。左右方向4つのポジションでロングスピーカーの向きを調整できる「アコースティックスイングスピーカー」を搭載し、好みの定位感を楽しむことができる。

 現在、プラズマテレビ市場は松下電器の「VIERA」が好調で、とくに42V型「VIERA(TH-42PX300)」と37V型「VIERA(TH-37PX300)」は、ランキングの1位、2位をキープし続け、松下電器の「BCN AWARD 2005」受賞の立役者にもなった。パイオニアの「PURE vision(PDP-435HDL)」は、画面サイズ43V型ということもあり、松下電器の2機種に比べて価格がやや高めで、これまでは最高でも3位に甘んじていた。

 今回、この2強をまとめて抜き去り、トップに躍り出たが、平均価格を見ると40万円を切るところまで下がっており、この価格下落がシェアを一気に押し上げた可能性が高い。一方、2位に後退した松下電器「VIERA(TH-42PX300)」は、42V型で平均単価40万円強。画面サイズで比べてのコストパフォーマンスもパイオニア「PURE vision(PDP-435HDL)」が上回った。この巻き返しが瞬間風速で終わるのか、その差は僅差であり、次週のランキングにも注目したい。

 なお、日立「Wooo7000(W42-P7000)」が、松下「VIERA(TH-37PX300)」と同率の3位に食い込んだ。1月4週、日立の「Woooシリーズ」は全体的にシェアを上げている。→ランキング詳細はこちら

◆パイオニア「PURE vision(PDP-435HDL)」の主な特徴

●157億5000万色の表現力を生み出す「アドバンスドスーパーCLEAR駆動法」をはじめ、さらに進化した“P.U.R.E. Drive”
●「ダイレクトカラーフィルター」搭載で、さらなる高画質を実現した“P.U.R.E. Panel”
●リアルな臨場感を実現するための高音質システム“P.U.R.E. Sound”
●同社前モデルに比べ、約4kgの軽量化に成功し、低消費電力(306W、待機時0.5W)を実現
●地上・BS・110度CSデジタルおよび地上アナログの4チューナー搭載
●DVD等の映像と音声をケーブル1本でデジタル信号のままダイレクトに接続可能な「HDMI端子」搭載
●映画館の24コマのフィルム映写を再現する「アドバンスド ピュアシネマ」
●入力可能な全ての画像を、2画面やPinPに分割できる「マルチ画面」