NTTネオメイト(西村憲一社長)は、ビジネスユーザー向けのブロードバンドパソコン「OZFAシリーズ」の新製品として、2基のハードディスクを搭載し、それぞれのハードディスクでシステムとデータを完全に分割してバックアップする構造を備えた「OZFA TypeRシリーズ」4モデルを2月3日に発売した。

 企業では、突発的に発生するシステム・クラッシュやフリーズによって大切なデータが消失してしまうトラブルを防ぐため、一般的に共有のファイルサーバーや光ディスクの記録媒体を使ってデータのバックアップを行っている。しかし、外部の記録装置にバックアップすることは、「作業に時間がかかる」、「データ流出の可能性を高めてしまう」など、データ管理面での課題を抱えていた。こうした実状に対応するため、今回、特殊な技法などを採用し、優れたバックアップ機能とデータ管理機能をもつモデルをビジネスユーザー向けラインアップに追加することにした。

 通常パソコンのハードディスクは1基であるのに対し、新製品には2基のハードディスクを内蔵。それぞれにシステムとデータのバックアップを格納させることで、システム・クラッシュやフリーズが発生した場合でも、データは安全に保管される構造とした。

 システムは毎週金曜日、データは毎日、定期的に自動バックアップするように設定。そのため、システムダウン時やウイルス感染時、システム・クラッシュ時においても、ユーザー自身で、簡単に直近の使用状態にデータを復元することができる。

 また、「クロスバックアップ(OSBC)技法」を使い、Windowsやソフトウェアのシステム制御信号の流れと、ユーザー作成データのデータ信号の流れを物理的に分離した。これによって、2つのCPUを搭載した場合と同等の高速処理を実現している。大規模データベースや、CAD・画像などのデータ量の大きな処理において高いパフォーマンスを発揮する。

 このほか、Windowsの最新アップデートやHDD内のデフラグを完全に実施し、Windowsを格納するシステム領域をフリーズしにくい状態に設定、さらに、CPU100%負荷テスト連続4時間以上の検査をクリアした機器のみを出荷することにしている。

 利用シーンは、(1)建設、土木、測量会社等の設計図面作成CAD専用パソコン、(2)会計、販売管理、在庫管理等の基幹システム用パソコン、(3)顧客データを扱うコールセンター用パソコン、(4)社内外秘データを扱う「企業の経営幹部」専用パソコン、(5)会計ソフト、販売管理ソフトなどをバンドルする推奨パソコン――などを想定する。

 ラインアップは、(1)スリムデスクトップタイプ(R01D)、(2)キューブタイプ (R02D)、(3)ノートモデル(R01N)、(4)ノートモデル(R02N)――の4モデル。