コクヨ、「マリメッコ」柄のマウス6種を発売、デザイン重視へ

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2005/02/03 15:29



 コクヨグループのコクヨS&T(岡本光弘社長)は2月3日、フィンランドの代表的なテキスタイルブランド会社「マリメッコ」のデザイン柄を採用したパソコン用マウス「テクスチャーマウス<マリメッコ>」を7日からパソコン量販店などで発売すると発表した。ラインアップは、日本でも洋服柄で人気が高い「Unikko(ウニッコ)」柄など6種類。価格はオープンで、実勢価格は4500円前後の見込み。


 左右対称でスタンダード形状の本体にマリメッコ柄を覆ったほか、スクロールボタンも柄に合わせてカラーリングした。いずれもUSBタイプで、分解能800カウント(1インチあたり)の光学式を採用。DOS/VやNECのPC-98NX、アップルのiMacやiBookなどのパソコン機種に対応している。

 コクヨグループ広報担当の平岩和夫氏は、「マウスの基本機能は維持しつつ、文具メーカーのノウハウを生かしたデザイン重視のマウスを投入し、新たな市場を開拓する」と、今回のマウスを今年度(05年3月期)以降のマウスの主力製品と位置づけ、1年間で約6000万円の売上高を見込んでいる。

 マリメッコは、1951年にフィンランドのヘルシンキで設立されたテキスタイルブランド会社。クリスティーナ・イソラ氏や日本の石本藤雄氏を中心としたデザイナーの作品が、世界のインテリア界で支持を得ている。「今回のマウスは、主に20?40歳代の女性をターゲットにしている」(同)という。