キヤノンは、立置きを含む3通りの設置形態が可能なフィルム読取り機能付き薄型CISスキャナ「CanoScan LiDE 500F」を、2月中旬に発売する。キヤノン独自の「LIDE(LED Indirect Exposure=LED間接露光読み取り方式)」技術を採用したCIS(コンタクトイメージセンサー)を搭載し、軽量・コンパクト設計やパソコン本体からの電源供給による「ワンプラグスキャン」などを備えた「LiDE」シリーズの最上位モデル。価格はオープンで、実売価格は2万円前後の見込み。

 2400dpi高解像度センサーやフィルム読取り機能の搭載など、従来機の高性能・多機能を継承。本体収納タイプの折りたたみ式スタンドの搭載やカバー開閉方向の見直しなどで、原稿を落としこむだけのドロップイン方式を可能にし、立置き時の使い勝手が向上した。また、平置き時も、縦横どちらの向きでも使いやすいデザインとしており、3通りの設置形態のなかから用途や使用環境に応じて置き方を決めることができる。

 フィルム読取りでは、キヤノン独自の画像処理技術「FARE Level3」を搭載。赤外光検知方式を採用したゴミ傷除去機能のほか、退色補正、粒状感低減、逆光補正の各機能を搭載し、高度な画像補正が可能。さらに、高速転送を可能にするUSB2.0 Hi-Speedインターフェイスを採用している。

 また、スキャニングドライバ「ScanGear CS」を一新。操作画面をシンプルでわかりやすくし、基本的なスキャン作業から詳細な画像調整にいたるまで、スムーズな操作を可能にした。複数枚の写真原稿をまとめて読み取り、1枚ずつデータ化する「ワンパスマルチスキャン」や、読み込んだ複数の画像を1つのPDFファイルとして保存する「PDF作成」など、快適な使用環境を提供する機能を多数搭載。さらに、フォトレタッチやOCRなど、便利なソフトウェアを多数同梱する。