カシオ、「EXILIM Pro」シリーズに動画撮影対応の高性能モデルなど2機種

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2005/02/01 10:10



 カシオ計算機は、スタイリッシュなデジタルカメラ「EXILIM(エクシリム)」の最上位シリーズ「EXILIM Pro」の新製品として、「EXILIM PRO EX-P505」を2月17日に、「EXILIM PRO EX-P700」を2月9日に発売する。価格はともにオープンで、実勢価格は「EX-P505」が6万円前後、「EX-P705」が7万円前後の見込み。当初の月産台数は、2機種合わせて3万台。

 「EX-P505」は、初心者でもマニュアル撮影が簡単にできる前モデル同様、高画質、高速動作、省電力の特性を備える超小型画像処理モジュール「EXILIMエンジン」を搭載し、本格的な撮影が楽しめる高性能デジタルカメラ。有効画素数500万画素のCCDに、最短1cmまでのマクロ撮影が可能な光学5倍ズームレンズを搭載する。

 さらに、動画を高品位で長時間撮影できる「ハイクオリティームービー機能」を搭載し、MPEG-4方式によるVGAサイズ(640×480ピクセル)、30フレーム/秒、ステレオ音声の高画質ムービーを、スナップ感覚で手軽に撮影できるようにした。

 サンプルの中からシーンを選ぶだけで思い通りに撮影できる「ムービーベストショット」、ワンシャッターでスナップ写真感覚の短いムービーを撮影する「ショートムービー」、動画から写真を作成する「モーションプリント」といった撮影・編集に関する機能も充実。動画編集ソフトも付属するなど、これまでにない新しい撮影スタイルを提案するモデルとなっている。

 一方、「EXILIM PRO EX-P700」は、有効画素数720万画素のCCDを搭載し、静止画撮影に特化したモデル。ホワイトボードや名刺など四角いものを斜めから撮影しても正面から撮影したように補正を行う「ビジネスショット」など、便利な機能を搭載するとともに、徹底した高速化により実現したクイックレスポンスでスムーズに撮影できる。

 主な特徴は、(1)高速・高画質・省電力を実現する「EXILIMエンジン」を搭載、(2)キヤノン製の光学4倍ズームレンズ採用、(3)非圧縮で画像劣化の少ないTIFF形式で撮影可能、(4)連続撮影枚数約200枚の「スーパーライフバッテリー」を搭載――など。