松下、さらなる軽量化、長時間駆動を図った新「Let'snote」4シリーズ

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2005/01/26 10:34



 松下電器産業は、個人向けモバイルノートパソコン「Let'snote」シリーズの新製品として、基本性能を強化した4シリーズを2月25日から順次発売する。法人モデルについても、同様のラインアップで2月25日から順次発売する。価格はすべてオープン。年産台数は、レッツノートのシリーズ全体で30万台。

 新製品は、(1)HDDを60GBに大容量化、スーパーマルチドライブ内蔵、14.1型SXGA+液晶搭載「Y2シリーズ」、(2)スーパーマルチドライブ内蔵、12.1型XGA液晶搭載「W2シリーズ」、(3)標準バッテリーで約9時間の世界最長駆動時間、10.4型液晶搭載「R3シリーズ」、(4)12.1型液晶搭載「T2シリーズ」――の4シリーズ。「Y2シリーズ」には、台数限定で「Microsoft Office Personal搭載モデル」も用意している。

 「Y2シリーズ」は、同クラスで世界最軽量の約1510gを実現。ハードディスク容量を60GBにアップしているほか、標準バッテリーで約7時間の長時間駆動を行う。店頭予想価格は、26万5000円前後の見込み。

 「W2シリーズ」は、同クラス世界最軽量となる約1290gを実現。標準バッテリーで約7.5時間の長時間駆動が行える。店頭予想価格は、24万5000円前後の見込み。

 「R3シリーズ」では、標準バッテリーで約9時間の世界最長駆動時間を実現したほか、10.4型XGA液晶搭載で約990gと軽量なのが特徴。店頭予想価格は、20万円前後の見込み。

 「T2シリーズ」は、標準バッテリーで約5時間駆動し、12.1型XGA液晶搭載で重量は約1070gとなっている。店頭予想価格は、21万円前後の見込み。

 共通する機能としては、「Y2シリーズ」が、CPUインテル Pentium Mプロセッサ低電圧版758(2MB L2キャッシュ、1.50GHz、400MHz FSB)を、他のシリーズでインテル Pentium Mプロセッサ超低電圧版753(2MB L2キャッシュ、1.20GHz、400MHz FSB)を搭載している。

 このほか、(1)頑丈設計:通勤電車の耐荷重を想定した安心設計で約30cmの落下試験を実施、(2)3つの無線LAN規格に対応(IEEE 802.11a/b/g準拠)、(3)独自のファンレス設計――の特徴をもつ。