ビックカメラ有楽町店、業界初のSuica導入記念でセレモニー開催

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2005/01/20 13:57



 1月20日、家電店としては初めて電子マネー「Suica」の利用が可能となったビックカメラ有楽町店が、記念セレモニーを開催した。オープニングセレモニーは、タレントの小倉優子さん、東日本旅客鉄道(JR東日本)の冨田哲郎常務取締役、ビックカメラの宮嶋宏幸専務取締役が揃い、サービス開始記念のテープカットを行った。

 「Suica」は、JR東日本が発行する電子マネー。3年前に利用を開始し、現在では駅構内のキオスクなどでも利用が可能となり、発行枚数は1000万枚を超え、電子マネーとしても1日当たり8万件の利用がある。

 ビックカメラの宮嶋専務は、ビックカメラ有楽町店でのSuica利用をスタートさせた経緯を、「有楽町駅の目の前という立地もあり以前から、お客様から利用したいという希望の声が多かった。それだけに今回、JR東日本さんのご協力を得て、家電業界で初めてサービスを開始することができたことは大きな喜び」と説明した。

 東日本旅客鉄道の冨田常務も、「ビックカメラ有楽町店でのSuica利用がスタートしたことによって、市中のSuica利用の新しいステージが始まったと期待している。今回のサービス開始にあたり、JR有楽町駅の構内でもあちこちに広告宣伝を行っており、JR有楽町駅ではなく、まさにビックカメラ有楽町駅という趣になっている」と、サービス開始をJR東日本としても大々的にバックアップしていく意向を示した。

 両社では今年の秋をめどに、「Suica」の利用が可能な地域にあるビックカメラ17店舗すべてで「Suica」の利用を可能とする方針だ。

 記念のテープカットと、くす玉を割った後に、タレントの小倉優子さんが「Suica」を使って体脂肪計を買い物した。初めて「Suica」を使ったという小倉さんは、「便利で買い物しやすいですね。もっと、Suicaを使ってみたいと思います!」と話していた。

 なお、ビックカメラ有楽町店では、20日から4日間、「Suica利用開始キャンペーン」として、「Suica」で買い物をした人には新型携帯ゲーム機「PSP」や「iPod Mini」などを抽選でプレゼントする、特別セール商品を販売していく。