キヤノンシステムソリューションズ（浅田和則社長）は、MP3高速変換＆作成ソフト「MUSICMATCH MP3 Jukebox 9」シリーズ3製品を12月10日に発売する。価格は、ベーシックタイプの「MUSICMATCH MP3 Jukebox 9」が4800円。3Dサウンド再現機能を追加した「同 SURROUND」が6800円。3Dサウンド再現に加え、MP3の編集ができる「同 PREMIUM」が8800円。合わせて5万本の販売を目指す。

　「MP3 Jukebox」シリーズは、MP3超高速＆高音質の録音・再生だけでなく、MP3ファイルの管理、CD-Rライティング、CDラベルプリント機能、ストリーミング再生などの機能を搭載しているMP3ソフト。

　新バージョンでは、Portable Device Manager（ポータブルデバイスマネージャ）の機能を強化し、従来接続のために必要だったプラグインを不要にした（一部のプレーヤーを除く）。これによって、パソコンから直接携帯MP3プレーヤーへ転送することが可能になり、利便性が大幅に向上。さらに、ユーザーの声をもとにインターフェイスを一新し、エクスプローラー風の「ライブラリ」やタブ式の切り替えを採用するなど、多機能ながら初心者でも購入後すぐに使える操作感を実現した。スキン（画面デザイン）の変更も自由に行える。

　このほかの特徴は、(1)超高速・高音質変換を実現するFraunhofer IIS製エンジン搭載、(2)CD-R／RW、DVD-R／RWライティング機能搭載、(3)3Dサラウンドを再現するQMAXII搭載（SURROUND、PREMIUMのみ）、(4)MP3編集ソフトsoundFOLiO搭載（PREMIUMのみ）――など。