プラネックス、イーサネットケーブルで機器間に電源供給できるアダプタ

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2004/12/08 05:10

 

 プラネックスコミュニケーションズ(久保田克昭社長)は、PoE受電アダプタ「POE-PD5V」(6825円)、PoE給電アダプタ「POE-PSE」(4725円)、セットモデル「POE-5VPK」(1万1004円)の3製品を12月中旬に発売する。受電機能のない無線LANアクセスポイントや、給電機能のないスイッチに同製品を活用することで、イーサネットケーブルで機器間の電源供給を実行できる。

PoE受電アダプタ、PoE給電アダプタ、セットモデル

 PoE受電アダプタ「POE-PD5V」は、PoE給電機能付きのスイッチからイーサネットケーブル経由で電源を受電し、受電機能をもたない機器(無線LANアクセスポイント、スイッチ、IP電話機など)に対し、イーサーネットと電源を接続する。これによって、電源コンセント確保、追加の電源工事などを必要とせず、機器同士で電源を供給することが可能になる。とくに、壁面や天井などの設置が多い無線LANアクセスポイントの電源確保などに適している。

 PoE給電アダプタ「POE-PSE」は、PoE給電機能をもたないスイッチと接続することで、PoE受電機能をもつネットワーク機器に対してイーサーネットケーブルから電源も供給する。PoE機能が無いスイッチからPoE受電機能付きの機器に電源を供給できるようになるため、既存スイッチを有効活用することができる。

 PoE給電・給電アダプタ・セットモデル「POE-5VPK」は、PoE受電アダプタ「POE-PD5V」と給電アダプタ「POE-PSE」をセットにしたモデル。スイッチも、受電側のネットワーク機器の双方ともPOE機能に対応していない場合に、現状のネットワーク機器環境をPoE化する有効な手段となる。