ペンタックス、設計・工事・測量・調査業界向け通信機能付きデジカメ

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2004/12/03 16:15



 ペンタックス(浦野文男社長)は、各種デジタル画像管理システム向けの画像入力デバイスとして、業務用通信機能付きデジタルカメラ「ペンタックス WD-1300」を12月下旬に発売する。価格はオープンで、実勢価格は5万円前後の見込み。

ペンタックス WD-1300

 あわせて、新製品と対応アプリケーションをセットにし、インターネットを利用したトータルソリューションシステムの販売を展開する。設計・工事・測量・調査業界などの画像データの共有管理・編集を必要とする業務や、災害・事故時など画像送信による迅速な対応と管理が求められる場面での業務ニーズを支援していく。

 同社は、三洋電機、アルテックと共同で業務用デジタル画像管理システム「現場ドットネット」を手がける「ギア・ヌーヴ株式会社」を03年1月に設立。「現場ドットネット」は、通信機能付きデジタルカメラ「ペンタックス WD-350(愛称:現場でEG)」を使用して撮影画像をサーバーにワンタッチで送信・保存し、インターネット経由で複数の地点からそのサーバーにアクセスできるシステム。これによって、撮影画像データを共有し、手軽に工事報告書などを閲覧・編集することができる。

 今回発売する「ペンタックス WD-1300」は、「WD-350」の上位機種となり、「現場ドットネット」を始め、各種画像管理アプリケーションに幅広く対応し、撮影した画像は、その場からボタンを押すだけで特別な操作を行うことなく、指定のサーバーにダイレクトに格納することが可能。

 基本操作は、通信カード挿入、電源ON、シャッターボタン押し(撮影)、送信ボタン押しだけの簡単操作とし、現場での使い勝手に配慮した大型ボタンの採用によって、手袋をしたままでも操作しやすくなっている。

 また、従来同様、PHS通信カード(別売)を利用して画像送信が行えるほか、新たに無線LANカード(別売)にも対応し、撮影画像を一括して同時送信することもできる。

 このほか、「建設CALS/EC(公共事業支援統合情報システム)」における「国土交通省デジタル写真管理基準[案]」の指標に準拠した有効画素数123万画素を備えており、電子納品にも対応できる。

 ペンタックスでは、建設業界、環境防災業界、流通業界、情報サービス業界、保守メンテナンス業界などの業務での画像管理ニーズを見込んでおり、新製品と対応アプリケーションをパッケージにした販売によって、画像の入力からデータの共有管理・閲覧・編集までをトータルで簡単に効率良く行うことができるソリューションシステムを提供していく方針。