ターボリナックス(矢野広一社長)は、簡単操作を実現したコンシューマ向けデスクトップLinux OS「ターボリナックスホーム」を11月2日に発売する。「今までパソコンを使ったことがない層をターゲット」(久保和広・クライアントグループプロダクト・マネージャ)に、ホームパソコン向けの新しい領域を開拓し、発売後1年間で3万本の販売を目指す。さらに、今後の拡販のカギとなる「プリインストールパソコンの販売についても、パソコンメーカーに働きかけていく」(久保マネージャ)方針。

 「ターボリナックスホーム」では、コンシューマのパソコン利用のなかで、年賀状作成のニーズが高いことから、国内で初めて富士ソフトABCのLinux版はがき作成ソフト「筆ぐるめ for Turbolinux」を搭載。Windows版のはがき作成ソフトの住所録を読み込むことも可能で、これまでの資産を生かすことができる。これに加え、日本語入力にはジャストシステムの「ATOK for Linux」を搭載している。そのほかにも、コンシューマの利用ニーズが高い、インターネットやメール、デジタルカメラの写真加工および出力に対応するソフトを搭載した。

 操作については、初期画面でアイコンを1クリックすることで簡単にインターネット、メールなどを使えるようにしている。「Linuxはウイルスの影響を受けにくい」(久保マネージャ)として、セキュリティの高さもアピールした。

 価格は1万6590円。既存ユーザー向けに優待価格版も用意した。

 なお、今回、初めての試みとして、タレントの福下恵美(ふくした・めぐみ)さんをイメージガールとして起用し、「リナックス普及員会」会長に任命した。福下さんは「Linuxを使ってみた感動を多くの人に味わってもらいたい」と、普及への意気込みを語った。