Caplio R1S リコー(桜井正光社長)は、9月に発売した厚さ25mmのボディに、28?135mm(35mm判フィルム換算)の4.8倍ワイドズームレンズを搭載した400万画素デジタルカメラ「Caplio(キャプリオ) R1」をベースとして、ビジネスシーンでの使用に便利な機能を追加した「Caplio R1S」を10月26日に発売する。価格は6万円で、主に同社OA機器販売ルートを通じて販売する。

 新製品は、任意の設定値でカメラを起動できる点が特徴。電源投入時に常に同じ状態で起動することができるため、業務での利用などで同一条件で撮影をすることが多い場合に適している。また、複数人で共用して同一条件で撮影することも可能となる。

 設定を保持できる機能としては、ズーム位置、シーンモード、フォーカス位置、連写、露出補正、ホワイトバランス、画質・サイズ、フォーカス、測光方式、ISO 感度、シャープネス、長時間露光、日付入れ撮影、フラッシュ、マクロ、文字濃度、スローシャッター速度制限、動画サイズ、サイズ(文字)――など。

 また、専用ソフトなしで画像をパソコンに取り込める「マスストレージ機能」を搭載した。カメラとパソコンをUSB接続するだけで、カメラを外部記憶装置として認識するため、新規ソフトの導入制限があるオフィスや、サテライトオフィス、学校など、パソコンを複数人で共有使用するような環境でも活用できる。専用ソフトを使った一発転送との切り替え使用も可能。

 このほかの特徴は、(1)リチャージャブルバッテリー/バッテリーチャージャーを標準同梱、(2)大容量の専用バッテリーと入手性の高い単三電池を使い分けることができ、専用バッテリーの場合、通常の撮影で約500枚の撮影が可能、(3)レンズ収納時にレンズ群の一部を鏡胴外に逃がす独自の機構「リトラクティングレンズシステム」採用、(4)独自の7群9枚のレンズ構成によって、ワイドズームで課題となる周辺光量を広角端でも確保、(5)起動時間は約0.8秒、撮影間隔は約0.9秒と高速、(6)400万画素CCDと独自の画像処理プロセッサによる高画質を実現、(5)最短1cmまで近づいて撮影できるマクロモードを搭載――など。