キヤノンは、コンパクトデジタルカメラ「IXY DIGITALシリーズ」の新世代モデルとして、「IXY DIGITAL 50/40」および「IXY DIGITAL L2」の3機種を10月上旬から順次発売する。

 「IXY DIGITAL 50/40」は、「コンパクト&スタイリッシュ」というシリーズの基本コンセプトを継承し、優れた画質とカメラらしい使いやすさにこだわりながら、さらなる薄型化・小型化・高性能化を実現した新世代のIXY DIGITAL。価格はオープンで、実勢価格は「50」が4万5000円前後(10月上旬発売)、「40」が4万円前後(10月下旬発売)となる見込み。

 高画質の核となる映像エンジンには、「DIGIC」をさらに大きく上回る画像処理能力をもちプロ用デジタル一眼レフカメラ「EOS-1D Mark II」にも採用されている「DIGIC II」をコンパクトデジタルカメラとして初めて搭載した。解像感・階調性・ホワイトバランスの精度のほか、起動時間の短縮、AFの高速化など、画質・機能・レスポンスが大きく向上している。

 ボディサイズは、従来機種「30a」(04年4月発売)に対し、光学ズームの高倍率化(2倍から3倍)や、液晶モニタの大型化(1.5型から2.0型)を図りつつ、「50」では約3.2mmの薄型化、体積比で約83%の小型化と質量比で約35gの軽量化を実現した。この実現には、ガラスモールド非球面レンズとして世界最高の屈折率をもつ「UAレンズ」を使い、沈胴時の全長を1ユーロセント硬貨大(直径16.25mm)に収めたシリーズ最小となる新開発の光学3倍ズームレンズや、SiP(System in Package)に代表される高密度実装技術の採用など、数々の先進技術を利用している。

 さらに、「50」と「40」は、兄弟機種ながら全く異なるデザイン・素材・仕上げを採用し、CCDの画素数(「50」は4.0メガピクセル/「40」は3.2メガピクセル)以外にも選べる楽しさを提供する。

 一方、「IXY DIGITAL L2」は、素材・形状・仕上げにこだわり、4色(プラチナシルバー、スターガーネット、ミッドナイトブルー、フランネルグレー)のカラーバリエーションを用意した。価格はオープンで、実勢価格は4万円前後(11月中旬発売)。

 5.0メガピクセルCCDの搭載による高画素化に加え、9点測距AiAFやカメラの縦/横位置を自動的に検知する「SIセンサー」を新たに搭載することで、さらなる高画質化を実現している。

 このほかの特徴は、(1)5種類のシーンモード、(2)ダイレクトプリントやWindowsパソコンへの画像転送をより便利にする「イージーダイレクトボタン」、(3)被写体に3cmまで近づける「スーパーマクロ撮影モード」や「クイック撮影機能」を搭載、(4)撮影した画像をトリミングし、世界各国で使用されている証明写真のサイズにぴったり合わせてプリントできる「IDフォトプリント」、(5)撮影した動画からフレームを抽出し、インデックスプリントのように1枚の用紙に連続写真としてプリントできる「ムービープリント」――など。