松下電器、320万画素CCD搭載のAVマルチデジタルカメラ「D-snap」2機種

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2004/09/21 17:30



 松下電器産業 パナソニックマーケティング本部は、AVマルチデジタルカメラ「D-snap」の新モデルとして、有効画素数320万画素CCDを搭載した2機種を発表した。スリムタイプの上位機種「SV-AS30」を10月30日に、「SV-AS3」を11月27日に発売する。価格はいずれもオープンで、実勢価格は「SV-AS30」が3万4000円前後、「SV-AS3」が2万8000円前後の見込み。

AVマルチデジタルカメラ「D-snap」 「D-snap」は、SDメモリーカードを記録メディアとし、コンパクトボディでいつでも手軽に静止画・動画・音楽・ボイスメモ記録を1台で楽しめるのが特徴。今回の新モデルでは、ユーザーからの「薄型コンパクトを保ちつつ、静止画/動画のさらなる高画質記録」、「長時間音楽再生」などの改善要望に対応した。

 とくに上位機種の「SV-AS30」では、有効画素数320万画素CCDを搭載しながら、昨年10月発売の「SV-AS10」と同じ世界最薄9.9mmを実現。回転レンズ機構も搭載しており、自分撮りや2SHOT撮りが可能となっている。

 また、両機種とも新たに「PictBridge」に対応し、撮った写真を簡単にダイレクトプリントアウトすることができる。

 動画記録は、30フレーム/秒のMPEG4記録によって、TV放送と同じ滑らかな画質で撮影することが可能で、コンパクトビデオムービーカメラとしても使用できる。

 音楽再生については、AAC/WMA/MP3方式に対応しており、「SV-AS30」は「SV-AS10」比約2倍の約18時間、「SV-AS3」は同比約3.5倍の約36時間の長時間連続再生を実現している。

 さらに、薄型テレビ「VIERA」やDVDレコーダー「DIGA」との連携機能として、「HDTV(ハイビジョン)モード静止画撮影機能」を新たに搭載。「VIERA」の大画面で16:9の静止画を再生できるほか、「VIERA」や「DIGA」でSDメモリーカードにMPEG4記録したテレビ番組を「D-SNAP」で再生することができるため、通勤・通学途中など移動中でもテレビ番組を手軽に楽しめるようになる。

 なお、カラーバリエーションは、「SV-AS30」がシルバー、ブラック、ブラウンの3色。「SV-AS3」がシルバー、ブルー、オレンジ、ライトブルーの4色。