楽天ブラックカードは、楽天カードが発行する最上位のクレジットカードです。ステータス性が高く、プライオリティ・パスや招待日和などの豪華特典が付帯しているため、旅行や出張、外食が多い方には魅力的に感じられるでしょう。
ステータス性の高い
「楽天ブラックカード」
2025年1月からは「楽天カードプレミアムプログラム」がスタートし、楽天銀行の預金金利や楽天損保の保険料支払いによるポイント還元などでも優遇されるようになりました。ただし、年会費は33,000円(税込)と楽天カードのなかでも最も高額なので、コストを支払うだけの価値があるのか検討する必要があります。
この記事では、楽天ブラックカードがおすすめな人の特徴や損益分岐点、メリット・デメリットについてまとめました。新しい楽天カードプレミアムプログラムについても触れていますので参考にしてください。
とはいえ、年会費だけの価値が感じられなければ意味がないので、まずは損益分岐点やおすすめな人の特徴について解説していきます。
楽天ブラックカードを利用する際は、損益分岐点を考えて年会費以上の価値を得られるのか考察しましょう。具体的には「特典の実質価値」が33,000円(税込)の年会費を超えなければ、申し込みはおすすめできません。
参考までに、一部付帯サービスをもとにどのくらいサービスを利用すれば元を取れるのか試算してみました。
ひとつの特典だけで損益分岐点を超えなくても、複数を組み合わせてお得に感じられるなら発行する価値は十分にあります。
最初に結論からお伝えすると、楽天ブラックカードは次のような人におすすめです。
・旅行や出張の頻度が多い人
・外食が多い人
・楽天証券のNISAでつみたて投資している人
楽天ブラックカードの魅力はプライオリティ・パスで、本来年会費469ドル(67,000円相当)のサービスを利用できるため、旅行や出張が多い方に最適です。ラウンジの利用料金は1人1回5,000円程度なので、2~3名以上で海外旅行に数回行くだけで元を取れます。
招待日和では、1食1万から3万円程度のコース料金が1名分無料になるので、年3、4回以上高級レストランに行けば元を取れます。普段高級レストランをまったく使わない方でも、ワンランク上のディナーを楽しむきっかけを作れますし、誕生日やクリスマスなどの記念日をアップグレードできるかもしれません。
ほかにも、楽天カード積立のポイント付与率が2.0%と高いため、楽天証券でNISAをはじめたい方にも向いています。ただし、カード積立だけでは年会費の元を取れないので、あくまで旅行シーンでの利用がメインとなるでしょう。
反対に、楽天ブラックカードは次のような人にはあまりおすすめできません。
・旅行に行かない人
・出費を抑えたい人
・投資以外で使わない人
楽天ブラックカードはプライオリティ・パスや招待日和、旅行傷害保険などトラベルやレジャーシーンでの特典に比重を置いているため、支出を抑えたい方には向きません。ポイント還元率アップの特典には乏しいため、普段使いしたいだけなら一般の楽天カードでも十分でしょう。
また、楽天カードのクレカ積立だけでは年会費の元を取れないので「旅行に行かないけど投資のポイント付与率を上げたい」という方にも不向きです。
「楽天カードプレミアムプログラム」は
2025年1月1日1月スタート
例えば、1,000万円の預金がある方が楽天銀行を楽天ブラックカードの引落先に設定すると、年間最大6,000ポイント獲得できます。ほかにも、年間で保険料を5万円支払っていれば1,500ポイントもらえる計算です。
楽天ブラックカードはポイント関連の特典に乏しいというデメリットがありましたが、ある程度克服されて使いやすくなったといえるでしょう。
・プライオリティ・パスが使える
・レストランのコース料理が1名分無料
・コンシェルジュサービスが使える
・最高1億円の海外旅行保険が付帯
・クレカ積立で最大2.0%のポイント付与
それぞれの特典についてわかりやすく解説します。
楽天ブラックカードを持っていれば、早く空港に着いても充実した時間を過ごせます。カードに付帯している「プライオリティ・パス」は目玉特典のひとつで、全国1,400箇所にあるVIP空港ラウンジを無料で利用可能です。
楽天ゴールドカードにも国内・ハワイの空港ラウンジが付帯していますが、プライオリティ・パスのラウンジはアルコールや軽食も無料で楽しめるなど、アップグレードしています。
また、楽天プレミアムカードのプライオリティ・パスは年間5回まで、同伴者は有料という制限があります。楽天ブラックカードなら、回数無制限かつ同伴者も2名まで無料となるため、旅行に行く機会が多い方には嬉しい特典だといえるでしょう。
空港ラウンジは1回あたり35ドル(約5,000円相当)なので、3人以上で年間2回以上旅行に行くだけで年会費の元を取れてしまいます。
楽天ブラックカードでは、国際ブランドをMastercardにすると「招待日和」の特典によってレストランで優待を受けられるのもメリットです。具体的には、全国250箇所のレストランで指定のコース料理を2名以上で予約すると1名分が無料になります。
対象となるのは1人あたり1万から3万円ほどの高級レストランなので、年に数回食事をするだけで元を取れるでしょう。例えば、函館にある「酒肴菜友 じょっぱり」で季節のおまかせコースを予約すると1名17,600円なので、年間2回以上利用すれば年会費以上の恩恵を受けられます。
なお、Mastercard以外の国際ブランドを選んでも同等の特典を受けられますが、細かいサービス内容や選べるレストラン等はそれぞれ異なります。
楽天ブラックカードでは、コンシェルジュサービスによってホテルやイベントなどの予約ができます。コンシェルジュとは、専用ダイヤルに問い合わせればさまざまな提案や予約代行などのサポートを受けられる特典です。
楽天ブラックカードで利用できるサポートについて、表でまとめました。
問い合わせるには、「楽天e-NAVI」にログインしてコンシェルジュにカード番号などを伝え、相談するだけです。例えば「旅行先でおすすめのホテルを探してほしい」や「イベントのチケットを予約してほしい」など、さまざまな要望に応えられます。
海外の旅行や出張先で怪我や病気になっても、楽天ブラックカードさえ持っていれば安心です。楽天ブラックカードの海外旅行傷害保険は最高1億円で、本人だけでなく配偶者などの家族も対象になります。
加えて、自動付帯なので旅行代金をほかのクレジットカードで支払っていても、補償を受けられるのが便利です。補償内容を以下の表にまとめました。
海外では保険が適用されないため治療費が高額になるケースも多く、例えばインドで緊急手術が必要になって2週間入院した事例では、400万円規模の費用がかかっています。
楽天ブラックカードを持っていると楽天証券でお得に投資できるため、これから新たにNISAをはじめたいという方にも向いています。
クレカ積立とは、ネット証券にて特定のクレジットカードを使って投資信託を積立すると、ポイントが付与されるサービスです。楽天証券での楽天ブラックカードによるクレカ積立ポイント付与率は2.0%で、楽天カードのなかでは最も高く、他社のクレカ積立と比較しても高水準です。
楽天カードの種別による特典・優待サービスの違い
・年会費無料にする方法がない
・デザインがダサいという意見もある
メリットとデメリットの双方を把握して、申し込みすべきか検討しましょう。
楽天ブラックカードは年会費が33,000円(税込)と高額なうえに、年会費無料にする方法はありません。他社のクレジットカードでは条件付きで年会費無料になるケースも多いため、デメリットだといえます。
例えば、三井住友カード ゴールド(NL)は一度でも年間100万以上利用すれば、以降は永年無料です。ほかにも、dカード PLATINUMでも、カードを年間400万円以上利用すれば年会費以上の特典クーポンが受け取れます。
楽天ブラックカードに限らず、年会費が高額なクレジットカードを検討するなら、特典で年会費の元を取れるのかあらかじめ試算しておきましょう。とはいえ、ブラックカードという括りで見ると年会費が10万円を超えるケースも珍しくないので、楽天ブラックカードは発行しやすい部類です。
楽天ブラックカードは、一部では「デザインがダサい」という意見も見られます。券面デザインはラメ入りでブラックカードらしいデザインですが、素材はほかの楽天カードと同じ「プラスチック」です。
最上位カードであるブラックカードは、メタルやカーボンなど高級感・重厚感のある素材で作られているケースも多く見られます。例えば、ラグジュアリーカードはメタル製で重厚感のある素材で作られており、比べると見劣りしてしまいます。
とはいえ、デザインはシンプルで極端にダサいわけではありません。ブラックカード自体発行条件が厳しいので、持っているだけで十分自慢できるカードです。
本来、ほとんどのブラックカードは招待制で、年間利用額などの条件を満たしてインビテーションを受け取った方しか申し込みできません。楽天ブラックカードはブラックカードとしては珍しく、招待制ではなく自由に申込可能です。
ただし、楽天ブラックカードに申し込むには次のような条件を満たしている必要があります。
・楽天プレミアムカードを12カ月以上保有している
・12カ月間の請求額が500万円以上
申し込み手順は、公式サイトで申し込みボタンをタップしたのち、「楽天e-NAVI」にログインします。カード一覧から楽天ブラックカードを選択して、必要事項の入力に進みましょう。なお、条件を満たしていないときは楽天ブラックカードが表示されません。
■Profile
北川 和哉
専業ライター。ファイナンシャル・プランニング2級資格を保有。2021年から投資を始め、NISAやiDeCo、小規模企業共済、個別株などに幅広く投資。企業の財務分析が得意で、継続的に配当金を受け取る「自分年金」を作っている。

「楽天ブラックカード」
2025年1月からは「楽天カードプレミアムプログラム」がスタートし、楽天銀行の預金金利や楽天損保の保険料支払いによるポイント還元などでも優遇されるようになりました。ただし、年会費は33,000円(税込)と楽天カードのなかでも最も高額なので、コストを支払うだけの価値があるのか検討する必要があります。
この記事では、楽天ブラックカードがおすすめな人の特徴や損益分岐点、メリット・デメリットについてまとめました。新しい楽天カードプレミアムプログラムについても触れていますので参考にしてください。
楽天ブラックカードはメリットがない? 発行すべき人の特徴について
楽天ブラックカードは、いわゆる「ブラックカード」の一種で、楽天カードのなかでも最上位です。ブラックカードは限られた人しか作れず、年会費も高額な代わりに、入手難度に見合った豪華特典が付帯しています。とはいえ、年会費だけの価値が感じられなければ意味がないので、まずは損益分岐点やおすすめな人の特徴について解説していきます。
損益分岐点について
楽天ブラックカードを利用する際は、損益分岐点を考えて年会費以上の価値を得られるのか考察しましょう。具体的には「特典の実質価値」が33,000円(税込)の年会費を超えなければ、申し込みはおすすめできません。
参考までに、一部付帯サービスをもとにどのくらいサービスを利用すれば元を取れるのか試算してみました。

ひとつの特典だけで損益分岐点を超えなくても、複数を組み合わせてお得に感じられるなら発行する価値は十分にあります。
おすすめな人の特徴
最初に結論からお伝えすると、楽天ブラックカードは次のような人におすすめです。
・旅行や出張の頻度が多い人
・外食が多い人
・楽天証券のNISAでつみたて投資している人
楽天ブラックカードの魅力はプライオリティ・パスで、本来年会費469ドル(67,000円相当)のサービスを利用できるため、旅行や出張が多い方に最適です。ラウンジの利用料金は1人1回5,000円程度なので、2~3名以上で海外旅行に数回行くだけで元を取れます。
招待日和では、1食1万から3万円程度のコース料金が1名分無料になるので、年3、4回以上高級レストランに行けば元を取れます。普段高級レストランをまったく使わない方でも、ワンランク上のディナーを楽しむきっかけを作れますし、誕生日やクリスマスなどの記念日をアップグレードできるかもしれません。
ほかにも、楽天カード積立のポイント付与率が2.0%と高いため、楽天証券でNISAをはじめたい方にも向いています。ただし、カード積立だけでは年会費の元を取れないので、あくまで旅行シーンでの利用がメインとなるでしょう。
おすすめできない人の特徴
反対に、楽天ブラックカードは次のような人にはあまりおすすめできません。
・旅行に行かない人
・出費を抑えたい人
・投資以外で使わない人
楽天ブラックカードはプライオリティ・パスや招待日和、旅行傷害保険などトラベルやレジャーシーンでの特典に比重を置いているため、支出を抑えたい方には向きません。ポイント還元率アップの特典には乏しいため、普段使いしたいだけなら一般の楽天カードでも十分でしょう。
また、楽天カードのクレカ積立だけでは年会費の元を取れないので「旅行に行かないけど投資のポイント付与率を上げたい」という方にも不向きです。
楽天プレミアムカードのキャンペーンで特典が追加
2025年1月1日からは、新しく楽天カードプレミアムプログラムが始まり、楽天ブラックカードがさらにお得になりました。具体的には、楽天ゴールドカード/プレミアムカード/ブラックカードの上位カード3種類で新しい特典が利用できるようになります。
2025年1月1日1月スタート
例えば、1,000万円の預金がある方が楽天銀行を楽天ブラックカードの引落先に設定すると、年間最大6,000ポイント獲得できます。ほかにも、年間で保険料を5万円支払っていれば1,500ポイントもらえる計算です。

楽天ブラックカードはポイント関連の特典に乏しいというデメリットがありましたが、ある程度克服されて使いやすくなったといえるでしょう。
楽天ブラックカードの特典と5つのメリット
楽天ブラックカードは旅行関連の特典が充実しており、旅行や出張が多い方にはメリットが大きいです。この項では、楽天ブラックカードを発行する5つのメリットをまとめました。・プライオリティ・パスが使える
・レストランのコース料理が1名分無料
・コンシェルジュサービスが使える
・最高1億円の海外旅行保険が付帯
・クレカ積立で最大2.0%のポイント付与
それぞれの特典についてわかりやすく解説します。
プライオリティ・パスで世界中の空港ラウンジを使える
楽天ブラックカードを持っていれば、早く空港に着いても充実した時間を過ごせます。カードに付帯している「プライオリティ・パス」は目玉特典のひとつで、全国1,400箇所にあるVIP空港ラウンジを無料で利用可能です。
楽天ゴールドカードにも国内・ハワイの空港ラウンジが付帯していますが、プライオリティ・パスのラウンジはアルコールや軽食も無料で楽しめるなど、アップグレードしています。
また、楽天プレミアムカードのプライオリティ・パスは年間5回まで、同伴者は有料という制限があります。楽天ブラックカードなら、回数無制限かつ同伴者も2名まで無料となるため、旅行に行く機会が多い方には嬉しい特典だといえるでしょう。
空港ラウンジは1回あたり35ドル(約5,000円相当)なので、3人以上で年間2回以上旅行に行くだけで年会費の元を取れてしまいます。
レストランで1名分のコース料理が無料
楽天ブラックカードでは、国際ブランドをMastercardにすると「招待日和」の特典によってレストランで優待を受けられるのもメリットです。具体的には、全国250箇所のレストランで指定のコース料理を2名以上で予約すると1名分が無料になります。
対象となるのは1人あたり1万から3万円ほどの高級レストランなので、年に数回食事をするだけで元を取れるでしょう。例えば、函館にある「酒肴菜友 じょっぱり」で季節のおまかせコースを予約すると1名17,600円なので、年間2回以上利用すれば年会費以上の恩恵を受けられます。
なお、Mastercard以外の国際ブランドを選んでも同等の特典を受けられますが、細かいサービス内容や選べるレストラン等はそれぞれ異なります。
コンシェルジュサービスでなんでも相談できる
楽天ブラックカードでは、コンシェルジュサービスによってホテルやイベントなどの予約ができます。コンシェルジュとは、専用ダイヤルに問い合わせればさまざまな提案や予約代行などのサポートを受けられる特典です。
楽天ブラックカードで利用できるサポートについて、表でまとめました。

問い合わせるには、「楽天e-NAVI」にログインしてコンシェルジュにカード番号などを伝え、相談するだけです。例えば「旅行先でおすすめのホテルを探してほしい」や「イベントのチケットを予約してほしい」など、さまざまな要望に応えられます。
最高1億円の海外旅行傷害保険は家族も対象になる
海外の旅行や出張先で怪我や病気になっても、楽天ブラックカードさえ持っていれば安心です。楽天ブラックカードの海外旅行傷害保険は最高1億円で、本人だけでなく配偶者などの家族も対象になります。
加えて、自動付帯なので旅行代金をほかのクレジットカードで支払っていても、補償を受けられるのが便利です。補償内容を以下の表にまとめました。

海外では保険が適用されないため治療費が高額になるケースも多く、例えばインドで緊急手術が必要になって2週間入院した事例では、400万円規模の費用がかかっています。
クレカ積立のポイント付与率が2.0%と高い
楽天ブラックカードを持っていると楽天証券でお得に投資できるため、これから新たにNISAをはじめたいという方にも向いています。
クレカ積立とは、ネット証券にて特定のクレジットカードを使って投資信託を積立すると、ポイントが付与されるサービスです。楽天証券での楽天ブラックカードによるクレカ積立ポイント付与率は2.0%で、楽天カードのなかでは最も高く、他社のクレカ積立と比較しても高水準です。

楽天ブラックカードを利用する2つのデメリット
楽天ブラックカードは旅行関連のサービスやクレカ積立などの特典が充実しており、年会費だけの価値が感じられるサービスです。とはいえ、次のようなデメリットも挙げられます。・年会費無料にする方法がない
・デザインがダサいという意見もある
メリットとデメリットの双方を把握して、申し込みすべきか検討しましょう。
年会費無料にする方法がない
楽天ブラックカードは年会費が33,000円(税込)と高額なうえに、年会費無料にする方法はありません。他社のクレジットカードでは条件付きで年会費無料になるケースも多いため、デメリットだといえます。
例えば、三井住友カード ゴールド(NL)は一度でも年間100万以上利用すれば、以降は永年無料です。ほかにも、dカード PLATINUMでも、カードを年間400万円以上利用すれば年会費以上の特典クーポンが受け取れます。
楽天ブラックカードに限らず、年会費が高額なクレジットカードを検討するなら、特典で年会費の元を取れるのかあらかじめ試算しておきましょう。とはいえ、ブラックカードという括りで見ると年会費が10万円を超えるケースも珍しくないので、楽天ブラックカードは発行しやすい部類です。
デザインがダサいという意見もある
楽天ブラックカードは、一部では「デザインがダサい」という意見も見られます。券面デザインはラメ入りでブラックカードらしいデザインですが、素材はほかの楽天カードと同じ「プラスチック」です。
最上位カードであるブラックカードは、メタルやカーボンなど高級感・重厚感のある素材で作られているケースも多く見られます。例えば、ラグジュアリーカードはメタル製で重厚感のある素材で作られており、比べると見劣りしてしまいます。
とはいえ、デザインはシンプルで極端にダサいわけではありません。ブラックカード自体発行条件が厳しいので、持っているだけで十分自慢できるカードです。
「楽天ブラックカードの申込条件と申し込み方法
本来、ほとんどのブラックカードは招待制で、年間利用額などの条件を満たしてインビテーションを受け取った方しか申し込みできません。楽天ブラックカードはブラックカードとしては珍しく、招待制ではなく自由に申込可能です。
ただし、楽天ブラックカードに申し込むには次のような条件を満たしている必要があります。
・楽天プレミアムカードを12カ月以上保有している
・12カ月間の請求額が500万円以上
申し込み手順は、公式サイトで申し込みボタンをタップしたのち、「楽天e-NAVI」にログインします。カード一覧から楽天ブラックカードを選択して、必要事項の入力に進みましょう。なお、条件を満たしていないときは楽天ブラックカードが表示されません。
楽天ブラックカードは年会費だけのメリットがあるか比較検討しよう
楽天ブラックカードは年会費が高額なので、どんなサービスをいくら使えば元を取れるのかあらかじめ把握しておくことが大切です。■Profile
北川 和哉
専業ライター。ファイナンシャル・プランニング2級資格を保有。2021年から投資を始め、NISAやiDeCo、小規模企業共済、個別株などに幅広く投資。企業の財務分析が得意で、継続的に配当金を受け取る「自分年金」を作っている。