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電気ストーブの電気代ってどれくらい? エアコン・こたつとの比較や節電方法も解説

コラム

2025/12/26 18:00

寒い季節になると活躍する電気ストーブですが、「電気ストーブの電気代ってどれくらい?」「エアコンやこたつと比べて高いの?」と気になる方は多いのではないでしょうか。



 電気ストーブは手軽に使えて速暖性がありますが、消費電力が大きいため、使い方によっては電気代が高くなることもあります。この記事では、電気ストーブの電気代の目安をわかりやすく解説し、エアコン・こたつ・ホットカーペットとの具体的な比較も紹介します。

 また、今すぐできる節電のコツや、暖かさを保ちながら電気代を抑える方法についても丁寧にまとめました。できるだけ光熱費を節約したい方や暖房選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
 

電気ストーブとは



 電気ストーブは、ヒーターに電気を流して熱を生み出し、周囲を効率よく暖める暖房器具のことです。コンセントにつなぐだけで使える手軽さが特徴で、スイッチを入れるとすぐ暖かくなるため、寒い季節の「とりあえず一台」に向いています。

 また、燃料を使わないためにおいが出にくく、空気が汚れない点も魅力といえるでしょう。種類も多く、発熱方法や素材によって暖まり方が異なるため、使用シーンに合わせて選べるのもうれしいポイントです。

 なお、最近の電気ストーブには電気代を抑えるのに役立つ「エコモード」や、人を感知して電源をオンオフしてくれる「人感センサー」を搭載したものも多く、無駄な電力消費を防げるようになっています。

 さらに、タイマー機能、転倒オフ機能、過熱防止機能などの安全面に配慮した機能を搭載しているケースも多いので、子どもがいるご家庭はもちろん、1人暮らしの場合でも安心して利用できるでしょう。
 

電気ストーブの消費電力



 電気ストーブは大きく以下の3種類に分けられ、特徴や消費電力もそれぞれ異なります。

・カーボンヒーター
・ハロゲンヒーター
・グラファイトヒーター


 ここからは、電気ストーブの種類ごとに消費電力や電気代の目安を見ていきましょう。

 なお、電気代は「消費電力(kWh)×電気料金単価(円/kWh)」で算出し、電気料金は目安単価(31円/kWh)としています。
 

カーボン


 カーボンヒーターは、発熱体である炭素繊維に電気を通し、そこから放射される遠赤外線ふく射熱によって暖めるタイプです。遠赤外線が放射されるため、体の芯まで暖まりやすく、温風を発生させない構造のため空気も乾燥しにくいのが魅力です。

 また、スイッチを入れてから暖まるまでの時間が短く、寒い冬などに重宝します。軽量タイプで、デザイン性に富んだ製品が多いのも特徴です。

 カーボンヒーターの消費電力は、300~900W程度のものが多くなっています。そのため、1時間使用した場合の電気代は9.3~27.9円です。
 

ハロゲン


 ハロゲンヒーターは、ハロゲンランプから放射される遠赤外線ふく射熱で周囲を暖めるタイプです。電源を入れてから起動までの時間が短く、即暖性に優れているのが特徴です。ハロゲンランプからの熱は人体に吸収されにくい性質を持つため、体の表面を暖める使い方が向いています。キッチンスペースやリビングに座っているときの足元といった一部分をあたためるのに便利です。

さらに電源自動オフ機能が付いているものが多く、安全性にも配慮されています。お手頃価格なモデルが多いのも特徴です。

 ハロゲンヒーターの消費電力は、400~1200W程度のものが多くなっています。1時間あたりの電気代は、12.4~37.2円です。ハロゲンヒーターは消費電力が高く、電気代がかさむ可能性があるため注意しましょう。
 

グラファイト


 グラファイトヒーターは黒鉛(グラファイト)を発熱体として使用しているタイプで、カーボンヒーターの上位モデルに位置付けられています。カーボンヒーターより暖まるスピードが速く、遠赤外線量も多いため、素早く暖を取れるのが魅力です。エアコンで部屋が暖まるまでに使ったり、足元を暖めるのに使ったりするといいでしょう。

 なお、ほかのタイプと比較すると価格が高い傾向がありますが、その分高機能なモデルが多いのが特徴です。

 消費電力は300~1200W程度のものが多くなっています。1時間あたりの電気代は9.3~37.2円です。
 

他の暖房器具との比較



最後に、エアコンやこたつなど、他の暖房器具との消費電力の違いを見ていきましょう。

【エアコンの場合】
 エアコンは部屋全体を暖めることが可能です。エアコンの消費電力は、製品によって異なりますが、6畳用で約480W。1時間あたりの電気代は約14.9円です。

【こたつの場合】
 こたつはテーブルの下に発熱体があり、布団でテーブルを覆うことで内部を暖めます。部屋全体は暖められませんが、こたつ内は布団で覆われているため熱が逃げにくく、速暖性があるのが特徴です。こたつの消費電力は、4人掛けのもので約180W。1時間あたりの電気代は約5.6円です。

【ホットカーペットの場合】
 ホットカーペットは足元からじんわり暖める暖房器具で、ほかの暖房に比べて身体に直接熱が伝わりやすい点が特徴です。広さによって必要な電力が変わりますが、一般的な2畳用タイプで約500W程度が目安。1時間あたりの電気代は約15.5円です。また、面ごとにオン・オフを切り替えられるタイプも多く、使用面積を減らすことで電気代を抑えられるメリットがあります。部屋全体を暖める性能は高くありませんが、部分的に効率よく暖まりたい場合に適した暖房器具です。

 ここまで紹介した暖房器具の消費電力と、1時間あたりの電気代を比較すると、以下の表のとおりです。
 


 電気ストーブの消費電力は、ほかの暖房器具と比較して高いことがわかります。そのため、電気代を抑えるためには電気ストーブだけを使うのではなく、ほかの暖房器具と組み合わせて使用するのがおすすめです。例えば、即暖性に優れた電気ストーブを最初に使い、部屋が暖まってきたらエアコンなどの暖房器具に切り替えると、電気代を抑えられるでしょう。

 以下では、そのほかに電気ストーブの電気代節約に使える術を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
 

電気ストーブの電気代節約術


 電気ストーブの電気代を抑える方法として、ほかの暖房器具と一緒に使用するほか、以下のようなものが挙げられます。

・狭い部屋で使用する
・設定温度を低めに設定する


 電気ヒーターを狭い部屋で使用すると電気代を節約できます。広い部屋で部屋全体を暖める場合にはエアコン、人のそばなど限定的に暖める場合は電気ヒーターと使い分けるといいでしょう。

 また、電気ヒーターも低めの設定温度で使用した方が電気代を節約できます。電気ヒーターの設定温度は「低」などに固定して、ほかの暖房器具と併用して効率的に暖まりましょう。
 

まとめ


 本記事では、電気ストーブの種類や消費電力、こたつやエアコン、ホットカーペットとの電気代の違いについて解説しました。

 電気ストーブは速暖性に優れているものの、消費電力が高いため、長時間の使用は注意が必要です。電気代を抑えるためには、ほかの暖房器具と併用するなど、使い方を工夫しながら効率的に暖をとりましょう。