eスポGOMIはeスポーツと、拾ったごみの量や種類で競う「スポGOMI」を掛け合わせた競技。世界中で課題になっている海洋ごみ問題を周知するための環境保全イベントとして、日本各地で開催されています。
競技では、3人一組のチームで制限時間内に規定エリア内で集めたごみの量と種類をポイントに換算して合計を競います。競技時間は前半と後半に分かれており、途中で開催するeスポーツ大会(ぷよぷよeスポーツ)で好成績を残すと、後半のごみ拾いが有利になるアイテムや助っ人を獲得できます。
海に面していない長野県で海洋ごみ問題の周知活動を行った経緯について、運営を担当したSOCIAL GOOD ENTERTAINMENTは「たとえば海から遠い山岳部であっても、不適切な場所に捨てたごみは水路をたどって海に流れ着くことがあります。だからこそ、普段からごみの取り扱いについて意識するきっかけを提供するため、どこでも開催します」と説明します。
最終的に集まったごみの総量は19.773kgで、合計は2459.55ポイント。このうちの約4分の1にあたる4.820kg、785ポイントを集めた「なっちゃん・はるちゃん」チームが優勝となりました。親子で参加していたなっちゃん・はるちゃんチームは、「嬉しいです! ほかのチームが行っていない場所や駐車場を狙ってごみを探したら、たくさん見つけることができました。最初はごみを見つけて『嬉しい!』と思いましたが、少しずつ『(私は)ごみを捨てないぞ』『道端にごみを捨てないでほしい』という気持ちになりました」と感想を語りました。
ごみ拾いの途中で開かれたゲーム大会は、「ぷよぷよeスポーツ」による4人対戦です。参加者は「分からない!」「間違えた!」との声をあげながらもしっかりとぷよを操作。大会最高の4連鎖が出た瞬間には会場が沸きました。1位となった「有賀家A」は地域に詳しい人を獲得。ごみが落ちている場所がわかるだけでなく、ごみ拾い要員が一人増えたことになります。2位と3位のチームは、ごみを拾いやすくなり時短につながるトングを人数分獲得しました。
ゲーム大会に真剣に望む参加者
主催した湖の驛プロジェクトは、「諏訪湖の魅力を活かし、次世代へ」をコンセプトに活動する団体。これまでにも諏訪地域の環境保全活動や文化発信に取り組んできました。今大会も、「子どもたちが、楽しく地域の歴史や文化・SDGsについて学べる機会をつくりたい」という想いのもと開催されました。
湖の驛プロジェクトの担当者は、「本日は寒い中ありがとうございました。このイベントを開催するにあたって多くの皆さまにご協力を頂きました。また、eスポGOMIを通して“ごみ拾い”という地域貢献と、チームとしてコミュニケーションを取り一体感ある協同作業の重要さを実感する、良い環境づくりができたと思います。これを機に地域の企業や団体と組んで、幅広い方々とこの活動を広げていければと思います」と参加者に感謝を述べました。






