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海外のeスポーツ事情を聞いてみた! 「eFootbal Championship 2024」海外選手インタビュー

暮らし

2024/08/20 12:00

 海外のeスポーツプレイヤーは何を考えているのでしょうか?

 7月20日(土)と21日(日)、コナミ公式のeスポーツ世界大会「eFootball Championship 2024 World Finals」がesports 銀座 studioで開催されました。全世界でプレーされている『eFootball 2024』を競技タイトルとした世界規模の公式eスポーツ大会です。決勝大会「World Finals」は2023年に続き、24年も有観客での開催となり、全世界へ試合の模様が配信されました。
 

 

 予選には、世界200を超える国と地域から約3976万人が参加。FC バルセロナやFC バイエルン ミュンヘンなどの欧州クラブを代表する12人と、「eFootball Championship 2024 Open」の地域予選を勝ち抜いた20人、合計32人の選手たちが「World Finals」に進出しました。
 

 大会は2日間にわたり、20日(土)はグループステージ、21日(日)はノックアウトステージ(準決勝・決勝)が行われました。優勝者には賞金6万2000ドルとトロフィーが贈られました。
 

 

海外選手にインタビュー

 今回の現地取材では、世界のeFootballプレイヤーから注目を集める決勝大会の会場で、なかなか会うことができない海外でもトップ層の選手たちに
 

・住んでいる地域のeスポーツ事情
・将来の夢
 

などを聞いてみました!
 

(取材・文/小川 翔太・松永 華佳)
 

RENTAO選手 / ブラジル

 

 

──優勝賞金は何に使いますか。
 

RENTAO選手 今はジャーナリズムを勉強しているのですが、今後は心理学なども勉強したいと考えています。賞金を使って、もっと自分を磨いていきたいです。
 

──住んでいる地域ではeスポーツはどういった存在なのでしょうか。
 

RENTAO選手 日本とインフラの違いはありますが、ブラジルでは選手たちのモチベーションがとても高く、盛り上がっています。
 

 大会のレベルはほぼ同じで、ブラジルの大会も日本の大会も、どちらも非常にクオリティが高く、不足している点や微妙なところは全く感じられません。
 

 『eFootbal』について話すと、日本とブラジルとでは、特に選手のプレースタイルの違いがとても印象的でした。ブラジルの選手はテクニックが高く、良いプレーをしたいという気持ちが強く出る傾向があります。
 

 一方で、日本人選手は「どうすれば勝てるか」を重視してプレーしているように感じました。
 

──将来の夢は何ですか。
 

RENTAO選手 自分のユニークなプレースタイルやゲームに対するスタンスをより多くの方に知ってもらいたいので、ストリーマーになるという夢を叶えたいです。
 

YaorStrong選手 / ベネズエラ

 

 

──住んでいる地域ではeスポーツはどういった存在なのでしょうか。
 

YaorStrong選手 ベネズエラでは『League of Legends』や『FIFAコミュニティシリーズ』が特に人気ですが、『eFootball』も一定の人気があります。
 

 私が今日決勝に進出したことを、ゲームをプレーしている友人たちもとても誇りに思ってくれています。
 

──将来の夢は何ですか。
 

YaorStrong選手 この舞台に立つことこそが私の夢だったので、今でも信じられない気持ちです。私は子どもの頃からゲームやeスポーツが大好きで、ずっと夢中になってきました。
 

 今回「eFootball Championship 2024」に出場できたことを、同僚や友人、家族たちがとても喜んでくれています。
 

The_Palma選手 / スペイン

 

 

──住んでいる地域ではeスポーツはどういった存在なのでしょうか。
 

The_Palma選手 日本と比較してどうかはわかりませんが、スペインではeスポーツ全般がかなり人気で、多くの人が楽しんでいます。特に人気のタイトルは、『League of Legends』や『FIFAコミュニティシリーズ』、『VALORANT』などです。
 

 ただ、『eFootball』に関しては、まだそこまで強い存在感があるとは言えません。それでも、大会が開催されたり、プライズ付きのイベントが行われたりしていて、盛り上がりを見せています。
 

──将来の夢は何ですか。
 

The_Palma選手 「eFootball Championship」は「自分には到底たどり着けない場所」だと思っていましたが、努力を重ねたことでここまで来ることができ、とても満足しています。次は世界大会で優勝したいです。
 

NicanorER選手 / ペルー

 

 

──住んでいる地域ではeスポーツはどういった存在なのでしょうか。
 

NicanorER選手 ペルーでは、今回のKONAMIの公式大会のような大きなイベントは少なく、コミュニティーやいくつかのチーム、アソシエーションが中心となって大会が開かれています。大きな規模ではありませんが、熱量はとても高いです。
 

 大会の賞金は、個人戦では約1000ドル、日本円で約15万円ほどです。チーム戦では賞金を分けるため、さらに少なくなりますが、リベラルな環境で大会が行われていること自体が喜ばしいことです。


 現在、私はプロとしてフルタイムで活動しているわけではなく、仕事をしながら趣味として頑張っていますが、その中でトップ4に入れたことは非常に光栄です。多くのペルー人が誇りに思ってくれるでしょう。
 

──将来の夢は何ですか。


NicanorER選手 今は趣味として活動していますが、夢はプロ選手になることです。もっと自分の時間を使って、技術を磨きたいと思っています。より高いレベルを目指しているので、次のステージではその目標にもっと集中できるようになりたいです。
 

BRU_Jxmkt選手 / タイ

 

 

──住んでいる地域ではeスポーツはどういった存在なのでしょうか。
 

BRU_Jxmkt選手 タイでは、eスポーツ業界が徐々に発展しており、プロeスポーツ選手が新しい職業として認められ、タレントが登場したり、ショーが開催されたりするなど、注目を集めています。
 

 『eFootball』は、特にティーンエイジャーや20代の若い男性に人気です。タイではリバプールなどのクラブに熱狂するファンが多く、リアルフットボールが非常に人気です。そうした背景から、『eFootball』も多くの人に支持されているのだと思います。
 

 実は私も、2010年頃にはリアルフットボールをしていましたが、脚の怪我で続けられなくなり、それ以降から『eFootball』に集中するようになりました。
 

──将来の夢は何ですか。
 

BRU_Jxmkt選手 もっと上を目指したいです。今回は3位という結果でしたが、さらに実力を磨いて、次はより良い成績を目指したいと思っています。
 

各国それぞれのeスポーツ事情

 「eFootball Championship 2024 World Finals」は、世界中のeFootballプレイヤーたちにとって重要な舞台となっており、それぞれの国におけるeスポーツシーンの発展に寄与していることがわかりました。

 

 

 ペルーのようにコミュニティ主導で大会が運営されている国もあり、その点では日本と近いかもしれません。
 

 また、各国でプレースタイルが異なるのも興味深い点です。このようなスタイルの違いが、国際大会において、さまざまな戦術が見られる理由の一つでしょう。
 

 プロのキャリアを築くことや、eスポーツを通じて多くの人に影響を与える存在になりたいという夢を持つ選手も多く、彼らの挑戦は今後も続いていきそうです。