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新しい住所の仕組み「デジタルアドレス」スタート 「ゆうID」との連携で

時事ネタ

2025/05/27 18:00

 日本郵便は、新しい住所の仕組みとなる「デジタルアドレス」を5月26日から提供を開始した。利用は無料だが、「ゆうID」の取得をはじめ、条件をすべて満たす必要がある。

「デジタルアドレス」スタート

じぶんの住所を7桁の英数字で伝えられる

 「デジタルアドレス」は、日本郵便が提供する「ゆうID」に登録している住所を7桁の英数字に変換できるサービス。既存の住所の代わりに「デジタルアドレス」を利用することで、住所の全文(郵便番号を含む都道府県から町域、建物情報など)を簡潔に伝えることができ、一生涯にわたり、転居しても変わらない「デジタルアドレス」を持ち続けることも可能になる。
 
「ゆうID」を登録すると「デジタルアドレス」を利用できる

 この新たな仕組みにより、住所入力の簡略化や、各種サービスにおける利便性の向上を目指す。ただし、あて名として「デジタルアドレス」の記載のみで郵便物・荷物を送ることはできず、郵便番号、住所または居所、氏名の記載が必要。
 
デジタルアドレス」の7桁の英数字の例

 サービス開始時点では、日本郵便が提供する郵便局アプリのゆうパック・ゆうパケットの「送り状作成機能」で利用できる。さらに今後、日本郵便内外でサービス連携を拡大していく予定。新サービスの開始にあわせ、公式「郵便番号・デジタルアドレスAPI」の提供も開始した。
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