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2023年「日本ネーミング大賞(最優秀賞)」は「初音ミク」!

 クリプトン・フューチャー・メディアは12月4日に、同社の展開する「初音ミク」が、日本ネーミング協会主催の「日本ネーミング大賞2023」において、もっとも優秀なネーミングとして「日本ネーミング大賞(最優秀賞)」を受賞したことを発表した。

「初音ミク」が「日本ネーミング大賞2023」にて
「日本ネーミング大賞(最優秀賞)」を受賞

受賞コメントをYouTubeで公開!

 今回の、「初音ミク」の「日本ネーミング大賞(最優秀賞)」受賞理由としては、最終審査会にて「日本発の世界で活躍しているバーチャル・シンガー」「音楽業界にも多大な影響を与えジャンルを創出した」「ネーミング自体にテクノ感・デジタル感を感じる」「未来からきた初めての音というコンセプトがグッド」「テクノロジーだけでなくキャラクター性を持たせたことが成功要因。ネーミングが世界観を拡げた好例」「海外アーティスト含め数々のコラボレーションを生みだし、商品価値が非常に高い」「海外でも同じ名前で展開しているところも素晴らしい」といった、数多くの好評コメントが寄せられたことや、2023年に設定年齢と同じ16歳を迎えられたことも、支持・評価された理由となっている。

 日本ネーミング協会は、「ネーミングは、マーケティングの成功に寄与するだけでなく、商品やサービスに命を吹き込む、そして、時には未来への羅針盤になる」という観点から、「初音ミク」は改めて「ネーミングの重要性」を広く社会に発信できるものとして「2023年に賞賛すべきネーミング」と評した。
 
クリプトン・フューチャー・メディアの
代表取締役・伊藤博之氏が出席した授賞式の様子

 同日に赤坂インターシティコンファレンス The AIR(東京都港区)にて行われた授賞式には、クリプトン・フューチャー・メディアの代表取締役である伊藤博之氏が出席し、審査委員長を務める太田光さん(爆笑問題・お笑い芸人)、特別顧問を務める太田光代さん(タイタン 代表取締役)から、「日本ネーミング大賞(最優秀賞)」受賞の証である盾とトロフィーを受け取っている。

 あわせて、「初音ミク」の受賞記念コメント動画がYouTubeにて公開された。

 「初音ミク」は、歌詞とメロディーを入力すると歌わせることが可能な歌声合成ソフトウェアとして、クリプトン・フューチャー・メディアが2007年に開発し、大勢のクリエイターが「初音ミク」で作った音楽をインターネット上に投稿したことで一躍ムーブメントとなり、今では「バーチャル・シンガー」としても多方面で活躍している。
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