2022.5.12 19:00
暮らしにプラスホームセンター+ヤマダ新ブランド+スーパー+専門店街の郊外型SCが登場 地域密着型商業施設の新しい形
アークランドサカモトとヤマダホールディングス(ヤマダ)の共同開発店舗の一号店「スーパービバホーム一宮店」は、2月23日・25日に先行オープンした「スーパービバホーム」「Tecc LIFE SELECT New一宮店」に続き、3月1日に「平和堂ビバホーム一宮店」がオープン。3月26日には「ユニクロ」など2階専門店エリア11店舗もオープンした。共同開発店舗は、愛知県一宮市に続き、今後5店舗開業予定。今回は第1号店に出店する全店舗の名称を紹介しつつ、新業態の狙いを考えたい。
2021年9月に発表したアークランドサカモトとヤマダホールディングスの
共同開発店舗の一号店「スーパービバホーム一宮店」の外観イメージ
スーパービバホーム一宮店は、一宮競輪場跡地で、店舗南側には国道155号線が隣接する、自動車でのアクセスに優れた立地。総店舗数は17。1階はスーパービバホーム(ホームセンター)、NICO PET(アークランドサカモト運営の総合ペット専門店)、クリーンランド青山(クリーニング)、平和堂(スーパーマーケット)、2階はTecc LIFE SELECT New一宮店(家電専門店)、ユニクロ(衣料)、あかのれん(衣料)、東京靴流通センター(靴)、メガネスーパー(メガネ)、マクドナルド(飲食)、スガキヤ(飲食)、marble*marble(ヘアカラー)、QBハウス(ヘアカット)、モーリーファンタジー(ゲームセンター)、大吉(買取)、ビースタジオ(英語教室)。3階は認可保育園で、別途、銀行ATMコーナーも備える。
スーパービバホーム一宮店 1階・2階フロアマップ
共同開発店舗のコンセプトは「総合生活提案型スクエア」。広々としたスペースに、業種を超えた専門店が集まり、プロフェッショナルな従業員が丁寧に対応するという。
そこに出店した「Tecc LIFE SELECT」とは、ヤマダのこれまでの取り組みを反映した「住まい丸ごと」を一歩進めた家電、家具・生活用品の販売とリフォームなどを融合した新業態。New一宮店以外にも、既存店舗のリニューアル・業態転換を中心に新規出店が続いている。次世代の旗艦店だ。
Tecc LIFE SELECT/LABI LIFE SELECTの店舗一覧(一部)
ホームセンターと家電量販店の異業種がコラボレーションして商業施設を開発・運営するのは日本初と、アークランドサカモトとヤマダはアナウンスしているものの、「ホームセンター+スーパー」「家電量販店+スーパー」「大型ショッピングモール内にホームセンター・家電量販店・スーパー隣接」なら既に各地に多数の事例が見受けられる。今回はスーパービバホームが1階、ヤマダデンキが2階のため独立性が高く、意気込みほど「新しい」印象は個人的には感じなかった。フードコートも全国チェーンの「マクドナルド」と、愛知を中心とした地元チェーンの「スガキヤ」のみと意外に少なく、むしろ、以前からスーパーに併設されていたヘアカットやクリーニングといった生活密着型サービスの店舗と英語教室、保育園というフロア構成に新しさを感じた。
出店するスーパーは平和堂。イートインコーナーも用意する
アークランドサカモトとヤマダの共同開発店舗2号店となる東京都八王子市内の店舗「(仮称)ビバモール八王子多摩美大前」は最新の求人情報から2022年秋開業予定。核テナントのスーパーは、同じく求人情報からヤオコーと判明した。
第2号店はビバホーム+web.com店舗+ヤオコーか。
詳細は未発表
大手家電量販店のうち、ノジマは21年以降、東武池袋、新宿タカシマヤタイムズスクエアと、都心のターミナル駅の百貨店内に相次いで出店し、話題となっている。先日、ニトリホールディングスとの資本業務を発表したエディオンは、やはり21年秋以降、日吉(横浜市)、川崎大師、小田原と、これまで少なかった関東地方に新規出店を果たしている。一方、ヤマダデンキは、今まで以上に地方・郊外に重心を置いているようにみえる。いずれにしても、家電量販店単独の集客力に陰りが出つつあるのではないだろうか。
開発共同店舗のうち、特に広い敷地の大型店舗では、ホームセンターに加え、SDGs対応型スマートハウス展示場も併設する予定。一宮のように住宅展示場を設置していない規模では、取り立てて新しい点はないとしても、今まで以上に「家電量販店+α」が強調されており、共同開発店舗の成功のカギは、地元の期待に応えるスーパーや専門店が揃えられるかだろう。(BCN・嵯峨野 芙美)
共同開発店舗の一号店「スーパービバホーム一宮店」の外観イメージ
スーパービバホーム一宮店は、一宮競輪場跡地で、店舗南側には国道155号線が隣接する、自動車でのアクセスに優れた立地。総店舗数は17。1階はスーパービバホーム(ホームセンター)、NICO PET(アークランドサカモト運営の総合ペット専門店)、クリーンランド青山(クリーニング)、平和堂(スーパーマーケット)、2階はTecc LIFE SELECT New一宮店(家電専門店)、ユニクロ(衣料)、あかのれん(衣料)、東京靴流通センター(靴)、メガネスーパー(メガネ)、マクドナルド(飲食)、スガキヤ(飲食)、marble*marble(ヘアカラー)、QBハウス(ヘアカット)、モーリーファンタジー(ゲームセンター)、大吉(買取)、ビースタジオ(英語教室)。3階は認可保育園で、別途、銀行ATMコーナーも備える。
共同開発店舗のコンセプトは「総合生活提案型スクエア」。広々としたスペースに、業種を超えた専門店が集まり、プロフェッショナルな従業員が丁寧に対応するという。
そこに出店した「Tecc LIFE SELECT」とは、ヤマダのこれまでの取り組みを反映した「住まい丸ごと」を一歩進めた家電、家具・生活用品の販売とリフォームなどを融合した新業態。New一宮店以外にも、既存店舗のリニューアル・業態転換を中心に新規出店が続いている。次世代の旗艦店だ。
ホームセンターと家電量販店の異業種がコラボレーションして商業施設を開発・運営するのは日本初と、アークランドサカモトとヤマダはアナウンスしているものの、「ホームセンター+スーパー」「家電量販店+スーパー」「大型ショッピングモール内にホームセンター・家電量販店・スーパー隣接」なら既に各地に多数の事例が見受けられる。今回はスーパービバホームが1階、ヤマダデンキが2階のため独立性が高く、意気込みほど「新しい」印象は個人的には感じなかった。フードコートも全国チェーンの「マクドナルド」と、愛知を中心とした地元チェーンの「スガキヤ」のみと意外に少なく、むしろ、以前からスーパーに併設されていたヘアカットやクリーニングといった生活密着型サービスの店舗と英語教室、保育園というフロア構成に新しさを感じた。
アークランドサカモトとヤマダの共同開発店舗2号店となる東京都八王子市内の店舗「(仮称)ビバモール八王子多摩美大前」は最新の求人情報から2022年秋開業予定。核テナントのスーパーは、同じく求人情報からヤオコーと判明した。
詳細は未発表
大手家電量販店のうち、ノジマは21年以降、東武池袋、新宿タカシマヤタイムズスクエアと、都心のターミナル駅の百貨店内に相次いで出店し、話題となっている。先日、ニトリホールディングスとの資本業務を発表したエディオンは、やはり21年秋以降、日吉(横浜市)、川崎大師、小田原と、これまで少なかった関東地方に新規出店を果たしている。一方、ヤマダデンキは、今まで以上に地方・郊外に重心を置いているようにみえる。いずれにしても、家電量販店単独の集客力に陰りが出つつあるのではないだろうか。
開発共同店舗のうち、特に広い敷地の大型店舗では、ホームセンターに加え、SDGs対応型スマートハウス展示場も併設する予定。一宮のように住宅展示場を設置していない規模では、取り立てて新しい点はないとしても、今まで以上に「家電量販店+α」が強調されており、共同開発店舗の成功のカギは、地元の期待に応えるスーパーや専門店が揃えられるかだろう。(BCN・嵯峨野 芙美)
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