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「千と千尋の神隠し」放送で話題沸騰! ゆっくり下ろされた「ハクの手」に視聴者も思わずほろり

時事ネタ

2022/01/19 12:00

【いま注目のトレンドワード・79】 1月7日に放送されたアニメ映画「千と千尋の神隠し」。スタジオジブリ最大のヒット作だけに数々の関連ワードがTwitterトレンドを賑わせており、中でも「ハクの手」が視聴者の胸に深く刻まれたようだ。

何気ない演出が涙を誘う「ハクの手」(画像はイメージ)

公開から約20年経ってなおファンを魅了

 2001年7月20日に公開された宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」は、引っ越し先に向かっていた少女・千尋が“八百万の神々の世界”へ迷い込んだことから始まる物語。「油屋」を舞台に人間の世界へ戻ろうと奮闘する千尋の姿が描かれており、興行収入で成功を収めただけでなく米国アカデミー賞長編アニメ映画賞を受賞するなど作品評価も高い。

 「ハクの手」で大きな話題を呼んだハクといえば、千尋に縁があり彼女を必死に守り続けた人気キャラクター。ハクは物語終盤で現実の世界へ戻る千尋の手を引いており、「さあ行きな。振り向かないで」というセリフの後には2人の手が離れるクローズアップカットが描かれている。

 何気ないように見えるカットだが、視聴者は画面の外にスっと消える千尋の手に対して“ゆっくり下ろされるハクの手”に注目。ネット上には「名残惜しそうなハクの手が切なすぎる」「少し間を置いて手を降ろすことでハクの心情を表現してるの本当にすごい」などの反応が相次いだほか、「『ハクの手』がトレンド入りしてるの見てさらに泣いた」「トレンドに入ってる『ハクの手』、軽い気持ちで見たらダメなやつ」というコメントも寄せられた。

 同作には千尋やハク以外にも魅力的なキャラが数多く登場しており、以前放送された際には釜爺の「えんがちょ」がトレンド入りして話題に。公開から約20年経ってなおファンを魅了してやまない「千と千尋の神隠し」の次回放送時には、どんなワードがSNSを賑わせるのだろうか。(フリーライター・井原亘)

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■Profile
井原亘

元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている