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東京・大阪 自衛隊大規模接種センター 18歳以上の予約を再開 1回目なら居住地問わず誰でも可

時事ネタ

2021/09/27 12:49

 各自治体が実施主体となり、厚生労働省が定める接種順位に基づき、新型コロナワクチンの接種が進められている。首相官邸の特設ページで公開している「新型コロナワクチン接種状況(9月24日公表分)」によると、全人口に占める2回接種完了者の割合は55.8%。1回接種済みは67.8%と既にかなり高い水準だ。
 

東京センター/大阪センターの予約受付状況(9月27日11時時点)

 使用するワクチンはモデルナ製。9月4日以降、18歳~39歳の若者限定で予約を受け付けていたが、9月22日22時から、再び40歳以上で再開。現時点の予約対象者は、「18歳以上で、地方自治体から送付された接種券を持っていて、今回の申し込みが第1回目のワクチン接種となる人」となる。さらに10月7日接種分から、別途、16歳・17歳向けの専用予約枠を設ける予定。
 
東京センター/大阪センターの予約対象者

 7月26日以降、予約対象者に対し、毎週月曜・木曜の週2回、オンラインと電話で対象期間(月曜日はその週の木曜日~日曜日、木曜日は翌週月曜日~水曜日)の予約を受け付けている。予約がいったん満了となった際、キャンセルが出た場合は、都度予約枠を解放する仕組み。予約受付は接種日前日の23時59分まで。

 9月27日18時からは、18歳以上を対象に、9月30日~10月3日接種の予約をウェブとLINE、専用予約窓口(電話)で受け付ける。
 
自衛隊の自衛隊 大規模接種センターの告知

 ワクチン接種は全額公費(無料)だが、接種会場までの交通費は自己負担。居住地を問わない自衛隊大規模接種センターの予約対象者が再び18歳以上に拡大し、予約が取りやすくなったことで、ワクチン接種可能な年齢で接種を希望する人は、ほぼ誰でも接種可能になったといえるだろう。

 新型コロナワクチンについて、接種機会の拡大や接種時期の前倒しのため、自衛隊以外にも、企業や健康保険組合による職域接種、自治体による予約不要・居住地不問の接種会場、仕事帰りに可能な週末ミッドナイト接種、予約キャンセル分のマッチング、子どもを抱える保護者優先接種、妊婦とそのパートナーの優先接種、SNSを使った予約の空きの告知など、多彩なアプローチが各地で実施されている。(BCN・嵯峨野 芙美)