2020年に最も検索された言葉は? 鬼滅の刃もランクイン

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2020/12/10 19:00

 Googleは、2020年Google検索ランキングを発表した。昨年と比較して20年中(20年1月1日~11月22日)に急上昇したキーワードは「新型コロナウイルス感染症」。次いで米国の「大統領選挙」が入った。

新型コロナウイルスの影響が検索結果にも出ている

 3位は4月7日に発出された「緊急事態宣言」。4位と5位はそれぞれ「鬼滅の刃」と「あつまれ どうぶつの森」だった。コロナ禍におけるイエナカ需要の拡大が表れているようだ。6位には「シャープ マスク」がランクイン。家電メーカーが国内工場で作ったマスクとして話題になった。マスク関連では、「ユニクロ マスク」が9位に浮上。エアリズム素材を使った製品として関心を集めた。
 
2020年Google検索ランキング

 意味を調べる際に使われる【〇〇とは】カテゴリーでは、「緊急事態宣言 とは」が1位にランクイン。続いて「東京アラート とは」「コロナウイルス とは」「ロックダウン とは」「パンデミック とは」「オーバーシュート とは」など、新型コロナ関連の言葉が並んだ。

 このほか、さまざまな商品の売り切れが相次いだ4月には【作り方】の検索量が増加。マスクやアルコール消毒液など新型コロナ関連のキーワードが並ぶ中、5位には「日食グラス 作り方」が入った。【方法】では、新型コロナ関連の経済対策として実施された特別給付金の申請方法を調べる「給付金申請 方法」が1位になった。マイナポイントを取得するための「マイナンバーカード申請 方法」は2位だった。

 【映画】では、興行収入が公開から10日間で100億円を超える記録を打ち立てたアニメ「『鬼滅の刃』無限列車編」が1位に輝いた。【ドラマ】は、「半沢直樹」を抜いて、最終回の意外性からか検索が急上昇した「テセウスの船」が1位にランクインした。