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無人決済コンビニの実用化へ、ファミリーマートがTOUCH TO GOと業務提携

 ファミリーマートとTOUCH TO GOは、TOUCH TO GOが開発した無人決済システムを活用した無人決済コンビニエンスストアの実用化に向けて業務提携したと11月4日に発表した。この取り組みに伴う1号店の開店は、2021年春ごろを予定している。

TOUCH TO GO高輪ゲートウェイ店の店舗イメージ

 TOUCH TO GOの無人決済システムは、朝や移動の合間といった時間節約ニーズの高い時間帯でも、短時間で買い物を済ませられる利便性と、省人化による店舗オペレーションコストの低減を可能にする。

 同システムを導入している店舗では、設置したカメラなどの情報から、来店客と手に取った商品をリアルタイムで認識し、来店客が出口付近の決済エリアに立つと、ディスプレイに購入商品と金額が表示され、電子マネーなどで支払いができる。
 
TOUCH TO GOの無人決済システム導入店舗では、
商品を手に取って出口のタッチパネルで購入商品を確認し、支払いを行うことで買い物が完了する

 今回のファミリーマートとTOUCH TO GOの業務提携によって、両社は省人化による店舗運営コストやオペレーション負荷を低減するとともに、来店客とストアスタッフが直接接することのない非対面決済の推進、マイクロマーケットへの出店を可能にする店舗形態の創出を進めていく。