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横に倒すだけでカウントダウン、新時代タイマー「TickTime」

販売戦略

2020/08/17 16:30

 カメラ関連製品を中心とした家電製品を輸入・卸販売するCTJは、横に倒すだけで自動でカウントダウンを開始するタイマー「TickTime」をクラウドファンディングサイト「Makuake」で発表した。7月3日の発表以来、熱い支援を集め、応援購入金額は8月6日時点で560万円となっている。

TickTime

 TickTimeは、六角柱の形をしており、各側面に書かれている数字を上に向けるだけでカウントダウンが始まる仕組みとなっている。タイマーの中で最も使用頻度が高いとされる「3、5、10、15、25、30」と六つの時間が記載されている。

 また、本体に書かれていない時間を計りたい場合は、本体上部にある時間のセットボタンを押すことで一般的なタイマーとして使用することも可能。スタイリッシュな見た目だけではなく、料理や筋トレのときなど、時間セットやスマートフォンのロック解除の手間が省け、実用性が高い作りになっている。

 TickTimeの直径・高さは5cm未満とコンパクトで、重さも卵約1個分の58g。ポケットやバッグに入れても邪魔にならないため、持ち運びの負担にならない。また、本体にはマグネットが内蔵されており、金属の表面にくっつけて固定しておくこともできる。マイクロUSBの充電式で、電池残量も分かるようになっているため、途中で電池が切れてしまうことを防ぐことができる。

 特に期待される使い方は、在宅勤務時の作業効率化が挙げられる。新型コロナウイルス感染症の影響で在宅勤務のニーズが高まる一方、不慣れな状況も相まって作業に集中できずにだらけてしまうといった問題がある。そうした中、TickTimeは人間の集中サイクルを最も高めるとされる「ポモドーロ・テクニック」を簡単に実現することができる。

 ポモドーロ・テクニックとは、25分の作業と5分の休憩を複数回繰り返した後に15~30分の休憩を入れる、生産性を高める時間管理法のこと。TickTimeでは、六角柱の本体側面に六つの数字が書かれているため、いちいち時間セットやスタート・ストップを押す必要がなく簡単にポモドーロ・テクニックを実践することができる。

 TickTimeを使ったポモドーロ・テクニックは、自宅以外でも行うことが可能。アラーム音を鳴らさず、LEDの光で時間の終了を知らせることもできるため、オフィスやカフェ、図書館などでも周りに配慮しながら問題なく使うことができる。

 なお、TickTimeのMakuakeでの支援募集期日は8月22日までとなっている。