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イベントの裏側が見える! NTTの新eスポーツ施設、内覧会レポート

経営戦略

2020/08/07 18:50

 奥のイベントスペースにはカフェカウンターがある。「銀座スエヒロ」が提供するバーガーやポテト、コーヒーなど豊富なメニューを取りそろえ、イベントとのコラボ商品にも柔軟に対応するという。カウンターの脇には自動ラテアート機が設置されており、読み込んだ画像をラテアートで再現する。イベントのロゴを読み込ませれば、気分を盛り上げてくれそうだ。
 
カフェカウンター
 
自動ラテアート機の実力

 最も目立つのは、最奥に設置されている300インチ超えの大型スクリーンだろう。高精細な映像を映し出すことが可能で、小さい文字がつぶれてしまったりすることもない。「ぷよぷよ」を映し出せば、こぶしより大きい“ぷよ”が奇麗に映し出されている。アクションゲームなら、迫力に圧倒されそうだ。プレーヤーの顔や戦況を映し出すツールなど、映し出す要素は自由にカスタマイズすることができる。
 
巨大なスクリーンが目立つ

 興味深いのは、施設に導入されている机。二等辺三角形になっており、見たことがないタイプだ。影澤副社長は、「この施設のために考案した。三角形は思ったよりも組み合わせが自由で、コードを床に垂らせるように角を取っている。需要があれば販売も考えている」と説明する。1台でもディスプレイを設置してゲームを快適にプレーできるが、組み合わせると配信卓にもなる。限られたスペースを有効活用するにはピッタリだ。
 
需要があれば商品化も検討している三角形の机

 eXeField Akibaは、ゲーミングカフェやイベントスペースとしてだけでなく、ショールームのような役割も持っている。別の場所で同じような施設を再現したい、という要望に応えることができるほか、eスポーツを1から説明するにもうってつけだ。コンサルティングの一環で、モデルとして施設を活用することも考慮。遠隔地からでも施設を見学できるよう、VRコンテンツも用意した。
 
VRの「eXeField Akiba」

 8月10日には、12時からオープニングイベントを開催する。ウイニングイレブンを使ったエキシビジョンマッチを実施する予定。ライブ配信も実施する。施設は秋葉原駅から徒歩3分ほどのUDX 4階奥にあるので、近くに来た際は立ち寄ってみてはいかがだろうか。何か新しい発見があるはずだ。(BCN・南雲 亮平)

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