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4割が普段買わないものを購入、自粛期間にECサイト・アプリで経験あり

データ

2020/07/16 18:30

 auコマース&ライフは7月16日、新型コロナウイルス感染症が生活者の「消費生活」にどの程度の影響を及ぼしたかを調べるために実施した、「買い物に関するアンケート調査」の結果を発表した。調査は、全国の20~50代の男女800人を対象に、6月17~18日の期間に行われている。

6割超の人が緊急事態宣言解除後の外出に不安

 調査対象者に、緊急事態宣言解除後の外出に対する不安について尋ねたところ、「大変不安を感じる」「やや不安を感じる」を合わせた67.6%が、外出に不安を抱いていることが分かった。
 
緊急事態宣言解除後の外出に最も不安を抱いているのは30代女性

 性・年代別では、30代女性で8割超と、最も少ない40代男性と比較して、27ポイントも差が生じている。
 
7割以上が新型コロナ以前のように外出できるようになるまで「半年以上必要」と回答

 「大きな不安を感じずに新型コロナウイルス感染拡大前と同様の外出ができるようになるまでの期間」が、どれくらいかを尋ねた質問では、77.0%の人が半年以上と答えており、うち「半年以降」という回答が51.9%に達した。
 
新型コロナによる自粛期間中に最も変化した生活習慣は「YouTubeやNetflixなどをよく見るようになった」

 新型コロナウイルス感染症の影響による自粛期間中に変化した生活習慣について、17項目で尋ねたところ、「YouTubeやNetflixなどをよく見るようになった」が最多で、「料理をする回数が増えた」「部屋着でいることが多くなった」が続く。
 
女性では自粛期間中に直接消費に影響のある変化が多かった

 性・年代別では、特に女性で「部屋着でいることが多くなった」「メイクをサボるようになった」「ファッションアイテムを買わなくなった」といった、直接消費に影響のある事項を挙げる傾向が高い。
 
約4割が自粛期間中にECサイト・アプリで普段なら買わないものを購入

 自粛期間中に、ECサイト・アプリで普段購入しないものを買ったかを尋ねたところ、購入したという回答は39.4%に達した。
 
自粛期間中にECサイト・アプリで買ったものは「医薬品・ヘルスケア・介護用品」や「グルメ・食品」

 自粛期間中に、ECサイト・アプリで購入したものについては(複数回答)、「医薬品・ヘルスケア・介護用品」が最も多く、「グルメ・食品」が続く。
98.1%が緊急事態宣言解除後も引き続きECサイト・アプリを利用すると回答

 緊急事態宣言解除後の、ECサイト・アプリの利用意向を尋ねた質問では、98.1%の人がECサイト・アプリで買い物をすると答えている。
 
「新しい生活様式」の買い物に関する項目では実行意向がいずれの項目も7割超に

 政府が推奨する「新しい生活様式」のうち、買い物に関連する項目の実行意向では、いずれの項目も7割を超えた。