米Micron Technology(マイクロン)は、信頼性が高く低コストの紫外線(UV)ロボットを用いたソリューションに対するニーズの高まりに応えるため、紫外線ロボットデザインコンテストを開始する。

殺菌を自動化する紫外線ロボットデザインコンテストのWebページ

 紫外線ロボットデザインコンテストは、殺菌の自動化、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)や他の病気の感染拡大抑制に向けた取り組みとなる。紫外線による殺菌照射(UVGI)はウイルス内のRNAを破壊し、長時間にわたって表面上で生存する可能性のある病原菌の伝播を軽減することが示されている。

 コンテストでは、エンジニア志望者や投資家、ロボット工学分野のプロである個人やチームを対象に、協力的でオープンソースを用いたアプローチによって完成したソリューションを募集する。プロジェクトの一環として、マイクロンは設計概念に関するスキルやノウハウをもつメンターによる助言を提供する。

 また、マイクロン財団は、世界有数の大学から選ばれたグループとすでに提携し、コンテストへの参加を呼び掛けている。コンテストに参加する大学生には、自身の創造性やイノベーション、工学原理を、社会的責任に応用することが奨励される。

 なお、コンテストはマイクロンが新型コロナウイルスで影響を受ける人々への支援のために投じる総額3500万ドルの基金を基に実施される。この基金には、世界各地のコミュニティーの人々の支援を目的とする財団救済基金1000万ドルが含まれる。

 また、従業員から寄せられた寄付金を増額するマッチングギフト、社員への一時金や支援基金、中小企業サプライヤーへの支払いの加速化による支援、緊急医療対応のための施設提供や医療供給物資の寄付なども、この基金から捻出される。