KDDIと沖縄セルラーは2月17日、国内通信事業者初となる残価設定型のスマートフォン(スマホ)購入プログラム「かえトクプログラム」の提供を2月21日から開始すると発表した。今春に商用サービスが開始する第5世代移動通信システム(5G)に対応した端末は、最新技術を備えることから高価になることが予想される。新プログラムは、このハードルを下げることが目的だ。

auが2月21日に提供を開始する残価設定型のスマホ購入プログラム
「かえトクプログラム」

 同プログラムは24回払いを条件に、購入機種の2年後の買い取り価格を残価(最終回支払い分)として設定し、本体価格から残価分を除くというもの。23回の支払いまでは低廉な割賦金額になる。残価の支払い方法は2通りある。
 
2年後の買い取り想定価格分が本体価格から差し引かれる

 まずは、購入した機種を12カ月以上利用後に新たな機種に買い替える場合。ユーザーが同プログラムを使って購入した機種を、同社が回収することで、残価の支払いを不要にする。端末の回収のみで、新規で端末を購入しない場合は、所定の条件・価格で買い取る。

 例えば、2月28日に発売する「Galaxy Z Flip」(税込17万9360円)を「かえトクプログラム」で購入するケース。残価は本体価格の約33%にあたる5万9760円に設定されているので、月々の支払いは5200円×23回(11万9600円)になる。
 
「Galaxy Z Flip」(税込17万9360円)を「かえトクプログラム」で購入する場合

 一方、25カ月以降も引き続き端末を利用する場合は、残価を24回に再分割することもできる。その際は所定の審査が必要。残価をそのまま支払うこともできる。
 
引き続き端末を使う場合は24回に再分割することもできる

 なお、割賦金額や残価は機種ごとに異なる。残価の設定方法について、KDDI コンシューマ事業企画本部の松田浩路副本部長は、「当社の持つ実績やこれまでの中古市場の傾向などを踏まえて決めていく」とした。

 また、auユーザー以外も利用可能。プログラム利用料は無料としている。「Galaxy Z Flip」のほか、iPhone 11シリーズなど、現状の「アップグレードプログラムNX」よりも幅広い機種が対象になる。