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ポイント還元キャンペーンが依然注目、新型肺炎やインフルも気になる!?

【話題のニュースダイジェスト】 2020年1月24日から30日までの期間、「BCN+R」で注目を集めたのは、スマートフォン(スマホ)決済サービス「メルペイ」のポイント還元キャンペーンやau PAY関連の記事だった。また、新型肺炎も気になるがインフルエンザ拡大の状況には敏感になっているようだ。タブレット端末におけるアップルのシェアも話題となった。販売店の「おすすめベスト3」も多く読まれた。ニュースを振り返る。

1月31日まで50%ポイント還元

 メルペイは、12月18日に開始した「メルペイスマート払い5%ポイント還元キャンペーン」の還元率を1月24日0時から50%に引き上げた。還元率アップ期間は1月31日23時59分まで。
 

 条件は、キャンペーン開始当初と同じで、iD決済、コード決済、ネット決済の全てが対象(メルカリでの購入、Suicaチャージは対象外)。ポイント還元の上限は、期間中合計P1000までだった。

新型肺炎も気になるけど…インフルは?

 国立感染症研究所が1月22日に更新したインフルエンザの流行マップによると、2020年第3週(1月13日~1月19日)の患者報告数は8万3037人。定点当たりの報告数は16.73で前週の18.33から減少した。
 
インフルエンザ患者の報告数は11県で増加、36都道府県で減少
(マップは国立感染症研究所のホームページから抜粋)

 都道府県別では、高知県(26.58)、福井県(25.81)、長崎県(24.87)、愛知県(24.06)、福岡県(23.55)、宮崎県(23.39)、岡山県(22.61)、愛媛県(22.54)、大分県(22.52)、鹿児島県(22.13)、静岡県(21.43)、香川県(21.40)、沖縄県(21.03)、群馬県(20.87)、佐賀県(20.59)、滋賀県(19.83)、岐阜県(19.63)、千葉県(18.65)の順で高い値を示した。

年末のタブレット端末市場はアップルがシェア7割

 2019年12月のタブレット端末市場において、アップルは販売台数シェアで大きく躍進した。同年9月末に発売の「iPad 10.2インチ」が寄与している。
 

 家電量販店・ネットショップの実売データを集計する「BCNランキング」によれば、19年1月に43.4%だったアップルの台数シェアは月を追うごとに上昇、12月には71.9%に達し、この一年で30ポイントも増加。なお、Windows 7のサポート終了(EOS)の追い風を受け、市場規模は大幅に拡大した。

au PAY×dポイントで実質最大40%還元

 2月10日から中旬まで、au PAYとdポイントの還元キャンペーンを組み合わせると、コンビニエンスストアのファミリーマートとローソンで、実質最大40%の還元を受けることができるようになる。
 

 au PAYのキャンペーンは、「誰でも!毎週10億円!もらえるキャンペーン」。2月10日~3月29日の期間、会計金額の20%相当の「au WALLETポイント」が還元される。dポイントのキャンペーンは、ファミマとローソンが対象で実質20%の還元となる。これらのキャンペーンを組み合わせると、実質最大40%還元になる。

半数が真ん中を選ぶ!?

 多くのメーカー・販売店は、客単価と成約率をアップするために、三つの価格帯を用意し、顧客に真ん中を選ぶように仕向けている。家電量販店の店頭やECサイトでよく見かける「おすすめベスト3」や、懐石弁当の「松竹梅」がまさにそれ。こうした展示手法は、イギリス童話の「3匹の熊」から「ゴルディロックス効果」と呼ばれる。
 

 「松竹梅」の3ランクに分けると、販売比率は価格が高い順に「2:5:3」になるといわれるが、新生活シーズンの春に需要が高まる電動アシスト自転車は、より大容量・長時間駆動の新型バッテリを搭載し、細かい点まで工夫を施した「竹」や「松」の製品を買うように仕向けている気がする。


*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。