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ドンキの電子マネー、対象店舗拡大 2020年春からアピタ・ピアゴ全店で

 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)は、全国のドン・キホーテやMEGAドン・キホーテで利用できる独自の電子マネー「majica(マジカ)」を2020年春からグループ会社のユニーが運営する総合スーパー「アピタ」「ピアゴ」の全店に拡大する。

ドンキの電子マネー「majica(マジカ)」が総合スーパー「アピタ」「ピアゴ」の全店に拡大

 majicaは14年春に誕生した電子マネーで、チャージ時に100円で1ポイントが付与されたり、クーポンが発行されたりするほか、年間購入金額に応じたランク別の特典なども用意している。アピタとピアゴでは、これまで支払手段としてユニコカードを用意していたが、こちらは年末から順次サービスを停止させ、4月30日に終了する予定。

 PPIHは、スマートフォン(スマホ)決済サービスが乱立する中、majicaを他社に展開せず、独自の戦略を取っている。19年6月には、会員数が800万人を突破。規模では、対象店舗を広げている有力なスマホ決済サービスにも引けを取らない。今回のグループ内における利用店舗拡大で、さらなる囲い込みを狙う。