PlayStation 4のロード時間を短縮したり、PCの起動時間を早くしたりと活躍するSSDの売れ行きが消費増税後に鈍ってきた。全国の家電量販店やECショップでPOSデータを集計する「BCNランキング」で、9月2日週(9月2~8日)の販売数量を1とした際の指数推移をみると、10月7日週(10月7~13日)は0.62まで落ち込んだ。


 消費増税前の9月中は、駆け込み需要やPS4用ソフト「モンスターハンターワールド:アイスボーン(モンハン)」のロード時間を短縮するとして、外付けSSDが好調な売れ行きを記録していた。後半まで前年同期比300%程度で推移していたが、9月30日週に229.5%、10月7日週に163.6%まで落ち着いてきた。
 

 9月2日週に8200円だった平均単価は、10月7日週に7700円まで下がってきているものの、販売数量の鈍化に影響は見られない。発売から1カ月が経ち、10月10日には大型アップデートがあったものの、“モンハン特需”に陰りが出てきた。
 
モンハン新作の発売と同時に外付けSSDの売れ行きが伸びていた

 売れゆきが鈍ってきたのは、消費増税の影響だけではない。10月7日週の週末に本土へ上陸した大型の台風19号の影響も考慮する必要があるだろう。12日は、都内の鉄道が運休したほか、家電量販店が休店、配送もストップしていたため購入する手段がなかった。また、台風の被害を受けた地域も多かった。駆け込みの反動減か否かを判断するには、引き続きデータを注視していく必要がありそうだ。(BCN・南雲 亮平)


*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。