絶好調のSSD市場、6月の販売台数は前年比で約2倍に

 全国の家電量販店やECショップでPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、6月のSSDの販売台数前年比は220.1%。2倍を上回る高い伸びを示した。上位のメーカーはいずれも前年比を大幅に上回っており、活況に沸いている状況だ。2018年から続く価格下落の影響で、ユーザーの買い替えなどが加速している。


 6月各週のメーカー別販売台数シェアでは、Micron Technology(マイクロン)が20%前後のシェアで首位、サムスンが15%前後で2位、3位以下はWesternDigital、バッファローなどの企業が混戦を繰り広げている。
 

 同期間におけるシリーズ別のランキングでは、1位を獲得したMicron Technology「CT500MX500SSD1」(7.1%)、2位のサムスン「MZ-76E500B」(6.3%)が頭一つ抜けているものの、ベストテンには5社が名を連ねる接戦状態だ。(BCN・大蔵 大輔)


*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。