格安SIMユーザーのオプション加入者に「かけ放題」が人気

 インターファームが7月12日に発表した格安SIMユーザーを対象としたネットアンケート調査によると、394件の回答者のうちオプション加入者・131件の45.9%が「かけ放題」に加入していることが分かった。

インターファーム調べ(以下同じ)

 近年ではSNSツールなどが流行し、コミュニケーションの形が変わってきているが、依然としてかけ放題に加入している人は多いようだ。

 「かけ放題」オプションに加入の実際に利用状況については、86.9%が「利用している」、13.1%が「利用していない」と回答した。
 

 「かけ放題」オプション加入の理由については、「通話をするかわからないが、 念のため」(42.6%)、「通話をよく利用する」(39.3%)、「なんとなく」(8.2%)、「その他」(9.8%)となっており、いざというときの安心を求めて加入するケースが多いようだ。

 同じように、端末の故障時の保障をする「端末保障オプション」についても、オプション加入者の24.4%が加入している結果となり、格安SIMユーザーの故障時のサポートへの関心の高さを示している。

 加入の理由は「故障するかわからないが、念のため」(45.9%)、「端末の故障が心配」(43.2%)など、やはり念のために加入するケースが多い。実際に端末保障オプションを利用したユーザーは13.2%と低かった。
 

 各会社から出ているSNS使い放題やYoutube見放題などの「カウントフリー」オプションについては、「かけ放題」や「端末保障」に次いで付帯率が高かった。

 1番多かったのカウントフリーは、「動画サービス」で71.4%。次いで、「SNSサービス」が19%、「音楽サービス」が9.5%となった。
 

 格安SIMのカウントフリーでは、BIGLOBEモバイルとLINEモバイルが有名だが、 全プランカウントフリー付きのLINEモバイルでカウントフリーを実際に利用している人は45.45%と意外に低い結果になった。 YoutubeやAbemaTVが見放題の「エンタメフリー」を用意しているBIGLOBEモバイルでも10%以上が利用していると回答した。