東京都は2020年1月11日と12日に「東京eスポーツフェスタ」を開催すると発表した。会場は19年7月、東京ビッグサイトで新たにオープンする予定の南展示棟。東京eスポーツフェスタ実行委員会が主催する。

東京都が「東京eスポーツフェスタ」を開催する

 東京eスポーツフェスタでは、eスポーツ競技大会、eスポーツ関連の都内中小企業による展示会、eスポーツが体験できるコーナーの設置などを実施する。同イベントを通して、eスポーツの魅力を発信するとともに、都内に集積するeスポーツ関連産業の商品やサービスをPRする狙いだ。

 8月ごろに競技種目を含んだ実施の基本方針を決定し、10月ごろに参加者の募集を開始する。イベントの内容は詳細が決まり次第、発信していくという。実行委員会には、日本eスポーツ連合(JeSU)、日本コンピュータエンターテインメント協会(CESA)、日本オンラインゲーム協会(JOGA)が参加する。

求められる透明性

 東京都では、17年10月、東京都選挙管理委員会事務局が「eスポーツ×衆議院議員選挙」というイベントを実施した。同イベントには広告代理店やプロゲーマー、イベント運営会社が携わったが、「イベント運営費」「Web広報費」を合わせた費用2095万2000円の行方は不透明だった。

 小池百合子都知事は5月24日の会見で、「eスポーツは話題になっている。eスポーツへの関心を高めて、都内のゲームコンテンツ産業やeスポーツ関連産業が発展するような後押しになればと思っている」と、東京eスポーツフェスタの狙いについてコメントした。

 今回実施する東京eスポーツフェスタにも、5000万円の予算がついている。「eスポーツ関連産業が発展するような後押し」のために開くイベントなのであれば、イベントの運営や広報活動、参加するプレーヤー、チームの発展につながる仕組みと透明性が必要だ。