3月29日、いよいよプロ野球の2019年シーズンが開幕する。野球ファンにとっては待ちに待った瞬間だ。ところで、今年から球場での野球観戦が少し変わるかもしれない。福岡ソフトバンクホークスの本拠地である福岡 ヤフオク!ドーム(以下、ヤフオクドーム)は、今シーズンからスマートフォン決済サービス「PayPay」に対応。チケット購入から客席でのビール購入まで幅広い決済をキャッシュレス化した。

ヤフオクドームがPayPayに対応。
キャッシュレス化で野球観戦はどのように快適になるのか、体験してきた

始めるなら今! お得なキャンペーンを複数展開しているPayPay

 2018年12月に実施した「100億円あげちゃうキャンペーン」で利用者を一気に増やしたPayPayは、短期間で家電量販店、コンビニ、飲食店チェーンなどに対応店舗を拡大。個人経営の小さな喫茶店でもPayPayのQRコードを目にする機会が増えた。

 好評を博した100億円キャンペーンは現在、第2弾を開催中。PayPayによる決済で、購入金額の最大20%のポイント、もしくは1000円相当までの全額ポイントを付与している。新規登録で500円分(ソフトバンクユーザーなら支払い登録でさらに500円分)がもらえるキャンペーン、初めて銀行口座登録したユーザーを対象にした「100万円もらえちゃうキャンペーン」なども同時展開しており、まさに「始めるなら今!」という状況だ。
 
「100億円キャンペーン」は第2弾を開催中。
ほかにもさまざまなキャンペーンを同時展開している

 お得というイメージが先行しているPayPayだが、使い勝手が良いことも特徴。混雑した場所や荷物が取り出しづらい状況、つまり球場のような場所では、特に便利さを実感できる。では、具体的にどう便利なのか。開幕直前のヤフオクドームで行われたオープン戦で、その使い心地を試してきた。
 
開幕直前のヤフオクドームでPayPayの使い心地を実証

チケットからビール購入まで 現金いらずで野球観戦

 球場に来て最初にすることといえば、チケット購入。ヤフオクドームでは、チケット販売窓口にもPayPayを導入している。手順としては、まず窓口に設置されたQRコードをPayPayアプリで読み取る。金額を入力するページに移行するので、購入したいチケットの金額を入力。「支払い」を選択すれば決済は完了だ。現金で購入するより、ずっと楽で時間もかからない。また、「第2弾 100億円キャンペーン」が適用され、内野自由席 大人1枚の購入金額1900円の20%となる380円相当のポイントが付与された。
 
チケット購入もPayPayで。現金で支払うよりずっと楽

 次に購入したのは、野球観戦に欠かせない応援グッズだ。今回はドーム内のコンコースにあるショップで、ホークスの九州・福岡移転30周年を記念したメガホンを購入。決済金額は税込850円だったが、ここでも「100億円キャンペーン」が適用され、20%の170円相当のポイントをゲット。
 
応援グッズを販売するショップでも利用可能。キャンペーン適用でお得に買い物できる

 3月2日にリニューアルしたヤフオクドームのコンコースでは、PayPayの登録をサポートするブースも発見した。関心はあるもののキャッシュレス決済にハードルが高いと感じているという人は、野球観戦の合間に寄ってみるのも良いかもしれない。ドームのあらゆる場所で使えるので、すぐにメリットを実感できるだろう。
 
リニューアルしたコンコースでPayPayブースを発見

 今回、ドームでのPayPay利用で最も便利に感じたのは、観戦の定番である売り子からのビール購入だ。球場内の座席は狭くて現金のやりとりが煩わしい。その点、PayPayを使えば、おつりのやりとりがなく、買う側も売る側もずっと快適だ。もちろんビールもキャンペーンの対象商品。1杯700円のビールを購入して、140円相当のポイント付与を受けることができた。
 
売り子からのビール購入もPayPay利用でスムーズ!

 「100億円キャンペーン」の第2弾は5月31日まで、もしくは上限金額に達するまでの期間限定。しかし、ヤフオクドームでの利用であれば本キャンペーン終了後も、ソフトバンクユーザーは最大20%、その他のスマホユーザーは最大10%のポイントを付与するキャンペーンが適用される。もし別のキャンペーンが開催されていれば、付与率の高いほうに合わせてお得に買い物ができる。

試合終了まで財布の出番はなし! スマートな野球観戦が定番になるかも

 結局、ドームにやってきて試合終了まで、財布を取り出すことはついに一度もなかった。PayPayによる決済のスマート化は、1回の会計だけで考えればちょっとした手間の節約かもしれない。しかし、これがチケット・グッズ・ビールと回数を重ねていくと無視できない差になってくる。球場でPayPayを使う人が増えれば、行列による混雑や待ち時間の解消につながり、よりメリットを実感しやすくなるだろう。今シーズンの終盤には、スマホをポケットに入れて手ぶらで野球観戦という新スタイルが定着しているかもしれない。(BCN・大蔵 大輔)