2018.10.21 12:00
暮らしにプラスソフトバンクC&SがIoTビジネスに力を入れる理由
ソフトバンク コマース&サービス(ソフトバンクC&S)がモジュールなどIoTプラットフォームを提供する中国Tuya Globalとパートナーシップを組み、さまざまな家電製品をIoT化する「Tuya SMART」を提供、IoT関連製品・サービスの本格的な普及に乗り出した。
ソフトバンクC&SはTuya Globalとパートナー契約を結んだことに加えてプラススタイルの設立で
IoTの本格普及を図る
また、これまでIoT関連製品・サービスを販売する場として運営してきた「+Style」を「プラススタイル株式会社」として法人化。プラススタイルでは、Tuya SMARTを使ってIoT家電として「スマートロボット掃除機」「スマート加湿器」「スマートアロマミストポッド」の3製品を開発、10月24日から順次発売する。
プラススタイルが発売するスマート家電
Tuya Smartは、製品のIoT化に必要な通信モジュールの販売とクラウド環境の構築、スマホアプリの開発をワンストップで提供。メーカーなどTuya Smartを使って製品・サービスを開発する企業は、IoT化にかかる開発期間を最短15日まで短縮可能で、開発コストも削減できる。ソフトバンクC&Sでは、このTuya Smartをさまざまな企業に採用してもらうことに取り組んでいく。
ソフトバンクC&Sの瀧進太郎・上席執行役員コンシューマ事業本部長兼IoT事業推進本部長は、「グロバールでは主要国のIoT化が活発であるものの、日本は立ち上がりが遅い」と漏らす。スマートスピーカーの所有率をみても、米国や中国などで2018年に所有予定が30%を超えているにも関わらず、日本は16%(アクセンチュア調べ)と、「日本は普及が遅れている」とかみ締める。
瀧進太郎・上席執行役員
ソフトバンクC&Sでも、スマートスピーカーについて調査したところ、認知が40.3%の半面、現在利用が2.4%、使用意向が11.6%。瀧上席執行役員は、「認知に比べて利用・使用意向が非常に低い」という。これまで、スマートトラッカーの「Tile」をはじめ、スマート家電コントローラ、学習用ロボットなどを販売してきたが、アーリーアダプターなどITリテラシーの高いユーザーによる利用が多い。
「一般消費者が『便利さが分からない』『難しそう』と意識しているため」と認める。そこで、メーカーを巻き込んで市場にIoT関連製品・サービスを増やすというわけだ。
Tuya SMARTは、200以上の国や地域、2万以上の対応製品数、2017年の出荷台数が2000万台以上という実績を持つ。ソフトバンクC&Sでは、Tuya SMARTを単に提供するだけでなく、採用企業ごとにカスタマイズも行うという。「SDKを提供することも検討する」とのことだ。
パートナー企業と、これまでとは異なる関係を築くのは、IoTの普及を急いでいることもあるが、ほかにも理由があるといえる。ソフトバンクC&SがIT・通信関連のディストリビューターという点で、「単に製品を仕入れて流通させるという関係ではなく、メーカーとの距離をさらに縮めていきたい」と瀧上席執行役員は打ち明ける。
また、中期的には「IoTで収集したデータを生かして、ビッグデータやAIを活用したサービスの拡大を目指す」としている。ユーザー向けには、例えば外出中にロボット掃除機が自動で動いて掃除を終わらせることも可能となる。パートナーのメーカー向けには、ビッグデータをもとにAIで解析して新製品の開発につなげていくことが実現できる。もちろん、グループ内の通信事業者という機能のビジネス拡大も期待できる。
IoTの普及に伴って、ユーザーのライフスタイルがさらに変化したり、メーカーがさらに価値のある製品を提供したりと、さまざまな可能性を秘めているが、4000社の取扱メーカーと50万点の取扱アイテムを擁するソフトバンクC&Sなだけに、グループ会社を含めてIoT時代の核になることを見据えているといえよう。(BCN・佐相彰彦)
IoTの本格普及を図る
また、これまでIoT関連製品・サービスを販売する場として運営してきた「+Style」を「プラススタイル株式会社」として法人化。プラススタイルでは、Tuya SMARTを使ってIoT家電として「スマートロボット掃除機」「スマート加湿器」「スマートアロマミストポッド」の3製品を開発、10月24日から順次発売する。
Tuya Smartは、製品のIoT化に必要な通信モジュールの販売とクラウド環境の構築、スマホアプリの開発をワンストップで提供。メーカーなどTuya Smartを使って製品・サービスを開発する企業は、IoT化にかかる開発期間を最短15日まで短縮可能で、開発コストも削減できる。ソフトバンクC&Sでは、このTuya Smartをさまざまな企業に採用してもらうことに取り組んでいく。
ソフトバンクC&Sの瀧進太郎・上席執行役員コンシューマ事業本部長兼IoT事業推進本部長は、「グロバールでは主要国のIoT化が活発であるものの、日本は立ち上がりが遅い」と漏らす。スマートスピーカーの所有率をみても、米国や中国などで2018年に所有予定が30%を超えているにも関わらず、日本は16%(アクセンチュア調べ)と、「日本は普及が遅れている」とかみ締める。
ソフトバンクC&Sでも、スマートスピーカーについて調査したところ、認知が40.3%の半面、現在利用が2.4%、使用意向が11.6%。瀧上席執行役員は、「認知に比べて利用・使用意向が非常に低い」という。これまで、スマートトラッカーの「Tile」をはじめ、スマート家電コントローラ、学習用ロボットなどを販売してきたが、アーリーアダプターなどITリテラシーの高いユーザーによる利用が多い。
「一般消費者が『便利さが分からない』『難しそう』と意識しているため」と認める。そこで、メーカーを巻き込んで市場にIoT関連製品・サービスを増やすというわけだ。
Tuya SMARTは、200以上の国や地域、2万以上の対応製品数、2017年の出荷台数が2000万台以上という実績を持つ。ソフトバンクC&Sでは、Tuya SMARTを単に提供するだけでなく、採用企業ごとにカスタマイズも行うという。「SDKを提供することも検討する」とのことだ。

パートナー企業と、これまでとは異なる関係を築くのは、IoTの普及を急いでいることもあるが、ほかにも理由があるといえる。ソフトバンクC&SがIT・通信関連のディストリビューターという点で、「単に製品を仕入れて流通させるという関係ではなく、メーカーとの距離をさらに縮めていきたい」と瀧上席執行役員は打ち明ける。
また、中期的には「IoTで収集したデータを生かして、ビッグデータやAIを活用したサービスの拡大を目指す」としている。ユーザー向けには、例えば外出中にロボット掃除機が自動で動いて掃除を終わらせることも可能となる。パートナーのメーカー向けには、ビッグデータをもとにAIで解析して新製品の開発につなげていくことが実現できる。もちろん、グループ内の通信事業者という機能のビジネス拡大も期待できる。
IoTの普及に伴って、ユーザーのライフスタイルがさらに変化したり、メーカーがさらに価値のある製品を提供したりと、さまざまな可能性を秘めているが、4000社の取扱メーカーと50万点の取扱アイテムを擁するソフトバンクC&Sなだけに、グループ会社を含めてIoT時代の核になることを見据えているといえよう。(BCN・佐相彰彦)
注目の記事
ソフトバンクC&S、乾電池型IoTデバイスとプログラミングアプリをセットで提供
「+Style」から格安ホームIoT家電、ロボット掃除機などで裾野を拡大
簡単で楽しくAIに触れる、IoT機器を模した次世代プログラミング教育ロボット「codey rocky」
ソフトバンク、IoT事業者向けに「月額10円」からの通信サービス
手軽に自宅をIoT化! スマート家電コントローラ「REX-WFIREX2」
外部リンク
ソフトバンク コマース&サービス=https://cas.softbank.jp/
追え!“IoT”家電=https://www.bcnretail.com/topics_detail20/id=62254
RECOMMEND おすすめの記事
くらしを彩る
エアコンの電気代が高すぎる!今日からできる冷房・暖房の節電術。電気代高騰に負けない賢い使い方のコツ
売れてるもの
リビングに置きたい大型テレビ 何が売れてる? 5月の販売台数トップ3をチェック【BCNランキング】
家電とIT
スマホを置いたら自動で冷却 イヤホンも充電できる冷却クーラー サンワサプライから登場
PR
EcoFlowのポータブル電源+ポータブルエアコンでアウトドアの楽しさ爆上がり! 特別クーポンでEcoFlow製品をお得に購入しよう
くらしを彩る
家電の電気代を一覧でチェック 冷蔵庫・洗濯機・エアコンなどのコストを徹底比較
売れてるもの
値下げ効果でソニー「WF-1000XM6」が浮上、26年6月に売れた完全ワイヤレスイヤホンTOP10