エムケイとJTB、シャープは、シャープ製モバイル型コミュニケーションロボット「RoBoHoN(ロボホン)」を活用した京都の観光タクシー事業で協業、ロボットを活用した旅行商品「京の『ロボ旅』タクシー」としてエムケイが9月17日に販売を開始する。設定期間は9月22日から2019年3月31日まで。旅行代金は、2~3人でロボホン1体を利用する場合が一人当たり6000円、一人で利用する場合が7000円。6歳未満の幼児で座席不要の場合は無料。


 ロボット工業会が採択した「平成29年度ロボット導入実証事業」で実施の「モバイル型コミュニケーションロボットを用いた観光ショーケース化(ロボ旅)」を事業化。ゲンの企画・プロデュースをゲンが行って商品化した。

 商品は、ロボホンが旅のパートナーとしてタクシーに同乗。移動中はもちろん、下車後の観光も一緒に楽しめる。ロボホンは、位置情報をもとに京都各所の観光情報や歴史、文化などを利用者に音声で案内する。日本語だけでなく、英語や中国語などにも対応していく。

 京都では、訪日外国人の個人旅行者の増加に伴って、タクシー観光の需要が高まっている。京都で最大手のタクシー会社のエムケイは、30年以上前から外国語で観光案内ができるドライバーを養成してきたが、急速な訪日旅行者増への対応と、日本らしさ、京都らしさが体感できる新しい観光ニーズの創出が課題だった。

 そこで、タクシー観光の実績を積むエムケイと、コミュニケーションロボットの観光用途の拡大に取り組むシャープ、旅行業のノウハウを持つJTBの3社が協業することで、京都での観光タクシー事業推進における課題解決を図ることにした。観光産業におけるコミュニケーションロボットの価値創造も狙いとしている。