ゲーミングブランドのMSIは、若い世代に絶大な人気を誇っている。その理由は、SNSを有効に活用しているからだ。SNSのFacebook(FB)やInstagram(IG)では、10代から30代前半の層から支持を集めており、ユーザーの声を細かく拾って製品開発に役立てているという。

若い世代から人気を集めるMSI

 若者から人気を集める理由について、MSIのテッド・ハン バイスプレジデントは、「ソーシャルメディアに焦点をあてて、ユーザーと同じ言葉・目線で語れるように研究した。その結果、2013年に開始したFBの“いいね”の数は、初年度の約33万から、17年には約576万にまで増えた」と話す。
 
SNSでの人気は5年で17.6倍に成長
 MSIを支持する若者を年齢別に細かく分析すると、最も多い層は、18歳から24歳の“Z世代”だ。生まれたときからデジタル製品に囲まれて育ってきたZ世代は、オンラインでコミュニケーションをとることに抵抗がなく、ブランドよりも本質的な価値に注目するという。
 
SNSの文化に溶け込めるよう研究したと語るMSIのテッド・ハン バイスプレジデント

 7月18日にマウスコンピューターとの協業を発表した記者会見で、MSIのテッド・ハン バイスプレジデントは、「Z世代から関心を集めているので、ハードウェアを提供するだけでなく、フィードバックをたくさんもらえる。これを品質向上に役立てている」とコメント。SNS戦略が功を奏していると強調した。
 
マウスコンピューターを協業することでユーザーの拡大を狙う

 MSIとマウスコンピューターの協業では、MSIのゲーミングデスクトップPC「Aegis 3 8th」と「Nightblade MI3 8th」をマウスコンピューターが販売することになる。これについてテッド・ハン バイスプレジデントは、「BTOなどを手掛けるマウスコンピューターと協力することで、ゲーマーにトータルソリューションを提供できるようになる。これからはさらに広い層を取り込んでいきたい」と意気込みを語った。